事業名称 | 「登ることで感じることが出来る~日本一の目標に向かって皆でゴールしよう~」 |
申請部門 | 最優秀LOM地域社会向上プログラム |
申請LOM | 公益社団法人 吹田青年会議所 |
理事長名 | 杉本慎一郎 |
申請担当者 | 水江周平 |
携帯番号 |
09082124153
メールアドレス kuruderyumieru@yahoo.co.jp
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事務局住所 | 大阪府吹田市広芝町10-3サニーストンホテル内 |
本事業の参加者 | 会員数 : 19 名 参加率 : % 関係者数 : 8 名 一般参加数 : 19 名 |
事業実施に至った背景 | 吹田市の調査によると、将来の夢や目標を持っている小中学生はここ3年間で年々減少しており、特に吹田市の小学生は全国平均より低い状況です。(①P40)また、将来なりたい職業を考えるきっかけは、近年、実体験よりもインターネット等の情報の影響が大きいといわれていますが、それは身近な大人に聞く機会がないことも影響していると言えます。「吹田市子どもの生活に関する実態調査報告書」では、大人を信用できると答えた小学生が29.3%、中学生に至っては16.5%(②P9)と低い結果となっています。これらの調査結果は、身近に夢や目標となる大人どころか、信用できる大人がいないことが伺えます。
文部科学省は自己肯定感や自律的行動習慣に正の相関がみられる「体験学習」を推進しており、そこには青年会議所の名前も挙がっています。(③)今こそまちづくりのリーダーとなるべき私たち青年会議所会員が、子ども達が夢や希望を持つきっかけとなる体験の機会を提供することが求められています。 |
事業の目的 | 事業目的 (対外)
[対外]未来に夢・希望を持ち、リーダーシップを発揮するための学びの機会とする。 6. 事業目的 (対内) [対内]青少年のリーダーとして目標となれているかを認識し、今後の活動への一助とする。 |
事業の概要 | 今回は「登ることで感じることが出来る~日本一の目標に向かって皆でゴールしよう~」です。
この事業では、子ども達に高い目標を定め挑戦することの大切さや、夢や希望を持ち、達成することの大切さを学んでもらいます。 |
開催期間・ タイムスケジュール |
①全体委員会 2022年6月23日(木)19:00~19:46 18:30分受付開始 ②オリエンテーション・保護者説明会 2022年7月9日(土) 16:00~17:50 15:30分受付開始 ③本番 2022年7月27日(水)から7月29日(金)にて実施 |
開催場所 | ①全体委員会 Web開催(ZOOM) ②オリエンテーション・保護者説明会 サニーストンホテル江坂 大阪府吹田市広芝町10-3 TEL 06-6386-0001 FAX 06-6386-1631 別館富士の間(オリエンテーション用) 北館竹の間(保護者説明用) ※途中で部屋を分けました。 ③本番 (1日目) サニーストンホテル江坂 ↓(バス移動) 静岡サービスエリア(昼食) ↓(バス移動) 静岡県富士山世界遺産センター(見学) 静岡県富士宮市宮町5-12 TEL.0544-21-3776 FAX.0544-23-6800 ↓(バス移動) 富嶽温泉 花の湯(ホテル花の湯)(夕食・宿泊) 静岡県富士宮市ひばりが丘805 TEL:0544-28-1126 (2日目) 富嶽温泉 花の湯(ホテル花の湯)(朝食) ↓(バス移動) 富士山 五合目 富士宮口 (昼食・説明) ↓(登山) (夕食・宿泊)八合目池田館(消灯時間20:00) 富士山表口八合目(標高3,250m) TEL:090-2772-2235 (3日目) 上記山小屋(9合目付近で日の出鑑賞) (朝食:各自の判断で山小屋にて) ↓(登山) 富士山山頂(昼食) ↓(下山) スーパー銭湯富士湯らぎの里(銭湯) 静岡県富士市蓼原227-1 TEL 0545-63-2641 ↓(バス移動) 静岡サービスエリア(夕食) ↓(バス移動) 江坂サニーストンホテル 解散 |
事業区分 |
新規
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公益・共益区分 |
公益事業
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事業総予算・収支 | 収 入 ・ 支 出 明 細 書 [財務様式5] (収入明細書) (単位:円) 項 目 摘 要 内 訳 額 No. 公 益 目 的 事 業 収 益 事 業 等 ( 1 ) 事業収益 ( 2 ) 受取補助金等 ( 3 ) 参加者負担金 登録料(30,000×19名) 570,000 ( 4 ) 会員負担金 ( 5 ) 受取寄付金 別紙参照 530,000 8 ( 6 ) 募金収益 ( 7 ) 雑収益 ( 8 ) 本会計からの繰入 210,000 ( 9 ) 特別会計からの繰入 ( 10 ) その他会計からの繰入 ( 11 ) 預り金 ( 12 ) 借入金 合 計 1,310,000 0 (支出明細書) (単位:円) 項 目 摘 要 内 訳 額 No. 公 益 目 的 事 業 収 益 事 業 等 ( 1 ) 臨時雇用手当 0 0 0 0 1,066,530 0 2,280 0 0 0 0 0 0 0 44,439 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 44,000 0 0 0 0 0 0 0 0 0 |
SDGsの該当項目 |
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協力団体 | 共催:
協賛: 後援: 吹田市教育委員会青少年室 その他: 富士エコツアーサービス・静岡県富士世界遺産センター |
事業対象者 | 小学生5年から中学生3年まで |
行動(ACTION TAKEN) | 【事業スケジュール】
<4月26日校長会理事会・5月6日校長指導連絡会> チラシ承認 <5月23日(月)~25日(水)> チラシ配布 <5月30日(月)~6月15日(水)> 申込受付 <6月16日(木)・7月8日(金)> 参加決定通知 ※3.参加員数結果報告並びに参加推進方法の検証参照。 <6月23日(木)> ■全体委員会 PPT(全体委員会) シナリオ(全体委員会) Web開催(ZOOM) 19:00~20:00 18:30分受付開始 青少年事業全体のスケジュールや役割等の説明を行いました。 ・理事長挨拶 ・趣旨説明(担当奥谷)を行いました。 ・事業概要説明(担当嶋本)を行いました。 ・当日の流れ・役割分担説明(担当濱田)をしおり、星取表を使用し行いました。 ・質疑応答を受け付けました。 <7月9日(土)> ■オリエンテーション・説明会 AGENDA(オリエンテーション・説明会) 会場設営図(オリエンテーション・説明会) シナリオ(オリエンテーション・説明会) サニーストンホテル江坂 別館富士の間(オリエンテーション用)・北館竹の間(保護者説明用) 16:00~17:50 15:30分受付開始 参加者+保護者にしおりを用い事業概要を説明した後に、部屋を分け、参加者にはアイスブレイク・グループと個人の目標設定、事前アンケートの入力を依頼し、保護者にはさらに詳細の事業説明と事前アンケートの入力依頼を行いました。 別館富士の間(参加者+保護者) ・理事長挨拶 ・委員長挨拶・趣旨説明(担当奥谷)を子ども達と保護者に行いました。 ・事業概要説明(担当濱田)を保護者に行いました。 別館富士の間(参加者) ・子ども達にアイスブレイクを行いました。 アイスブレイク資料 参加者をチームに分け(登山当日のグルーも同じ)、テーブルごとに自己紹介を行いました。 ゲームは3月定例会で行った連想ゲームを行い子ども達の交流を行いました。 (時間が余った場合は、各テーブルの担当者が別のゲームを考え行いました。) ・しおり内にある個人・グループの目標に記入してもらい個人、チームでの目標を明確にしました。 ・事前アンケートの入力(参加者用)参加者用ページ・参加者用PDF 北館竹の間(保護者) 事業概要説明 本番持ち物リスト(①・②)等を用い、説明しました。 事前アンケートの入力(保護者用)保護者用ページ・保護者用PDF 同意書兼誓約書 (保護者サイン済み)記入していただきました。 保険内容の説明を行いました。 事故事例の説明を行いました。 <7月27日(水)~7月29日(金)> 富士山パンフレット(表紙①・宿泊施設一覧②・案内図③・富士山全体図④・交通情報⑤) ルート図 ■本番 (1日目) ・サニーストンホテル江坂 バス搭乗時体温チェックを行います。 ※製本したしおりを事業当日渡す予定でしたが、用意を忘れたため事業後郵送しました。 ↓(バス移動) ・静岡サービスエリアで昼食 持参のお弁当で昼食を食べ休憩を行いました。 ※当選決定メール文にも記載し、オリエンテーション・説明会でも説明を行った、「捨てられる容器でのお弁当かおにぎり等」を各自食べました。 ↓(バス移動) ・静岡県富士山世界遺産センター 静岡県富士山世界遺産センターは、世界遺産の根拠となる「世界遺産条約(国際条約)」に規定されている、世界遺産を「保護し、保存し、整備し及び将来の世代へ伝えることを確保する」拠点施設であり、学術調査機能などを併せ持つ施設で世界遺産登録するための経緯や苦労、旅行客のゴミ問題など様々な内容を学びました。 ↓(バス移動) ・(夕食・宿泊)富嶽温泉 花の湯(ホテル花の湯) ※夕食前に正副と青少年育成委員会(委員長・副委員長)で役員会議を行い、1日を振り返り、その後夕食後に翌日の必要事項を、参加メンバーに伝えました。 (2日目) ・富嶽温泉 花の湯(ホテル花の湯) 朝食 ↓(バス移動) ・5合目富士山 富士宮口にて富士エコツアーサービスが用意したお弁当で昼食を食べました。 滞在し昼食を取ることにより、体を標高に順応させました。(標高2,400m) ↓ ・富士山(富士宮口登山) 5合目から子ども、メンバーを5班に分けて登山開始(標高2,400m) 入山時に体温チェックを行い、確認済みのしるしを持ち物に付け登山開始。 6合目と7合目で最初の5班を遅い組、早い組に分け、4班に編成をし直し8合目にアタック。 宿泊施設の山小屋は、早い組、遅い組で分かれる可能性があったが、全員8合目池田館で宿泊。 ※5合目から1班から3班は約4時間、4班は5時間かかりました。 八合目池田館で夕食(カレーライス)を食べ、21時に就寝しました。(標高3,250m) ※食事を早く食べると消化に酸素を使うため、普段よりも時間をかけて食べました。 ※正副と青少年育成委員会(委員長・副委員長)で会議を行い、1日の振り返りを行いました。 その後、子ども、メンバーに対し、ガイドから翌日の予定を伝えて頂きました。 ※全員の体調、天候、下山の時間などを考慮し、出発時間を4時30分に変更しました。 (3日目) ・4時起床、4時30分に山小屋を出発し9合目手前で日の出観賞。(朝食は山小屋で各自が食べました。) ※出発時に子ども1名が体力の限界でリタイアしましたが、休憩後目標を再設定し9合目まで登山しました。 脱落者対応として、同行者(副理事長 山本裕之)に同行してもらいました。 ↓(登山) 富士山山頂(標高3,776m)昼食(カップメンのうどん又はラーメン)を取り下山開始。 ※天候によっては待たずに下山する可能性がありましたが、天候が良かったので山頂で休憩してから下山開始しました。 ↓(下山) 下山時に高山病の症状が出た子どもがおり(頭痛、嘔吐)、ガイドとメンバーでフォローし下山しました。 下山時は体力が残ってない子どもがペースから遅れる形となり、出発時刻は予定時間より2時間早く出発しましたが、結局下山時間が2時間オーバーしました。 ↓(バス移動) スーパー銭湯富士湯らぎの里(滞在時間15分) ↓(バス移動) 静岡サービスエリアで夕食、ドライバー休憩(参加者実費) ↓ サニーストンホテル江坂到着 (保護者への定期連絡について) ・登山しているメンバーが、各合で子どもの点呼・状況の写真撮影を行い、吹田青年会議所LINEグループにアップしました。 ・登山していないメンバー(専務理事 赤松優希・財務理事 渡辺裕美子)が上記の吹田青年会議所LINEグループにアップされた写真等を用い、別に作成した保護者とのLINEグループにアップし、随時連絡報告を行いました。 (注意点した点) ・噴火 噴火の懸念がある場合3日前には確認できるため、中止の判断基準をしていました。 噴火資料 ・高山病 予防方法を事前に確認していました。 ・通常で必要な時間より時間をかけ登山する。 ・マスクは必須ですが、場合により酸素を必要とする場合外して登山 ※発症した場合、その場で待機させるか下山させる。場合によってはレスキューに依頼する予定でした。 (大気や下山する場合はガイドと相談しメンバーがつきそうか確認する予定でした。) ・低体温傷 予防方法を事前に確認していました。 ・急な雨などの場合は即座に雨具を着て、雨が当たらないようにする。 ・夏でもヒートテック、フリース、タイツ、ダウン等を使用する。 ・熱中症 予防方法を事前に確認していました。 ・体温調節が大事になってくるので、暑ければ脱ぐことを徹底する。 (最近の傾向として過保護な親が多く、脱ぐ、着る、を自分で判断できる子が少なくなっている為、体温調節が難しい) ・定期的に水分補給を取る。(各山小屋までの区間に500㎖の水分補給を目安とする。) |
結果(RESULT) | 【対外】参加者アンケートの結果を見ると、参加した子ども達は1名を除き、将来の夢や目標について、考える機会となったことが分かります。また、「リーダーシップを発揮するための学びの機会」について、「自分だけでなく、相手と協力して行動することが大切だと思った」など、子ども達はそれぞれのリーダー像を想像し、事業に取り組んでくれたことが分かります。本事業を通じ、目的達成は出来たと思います。
➁ 【対内】参加者アンケートに「私も人を支えられるような大人になりたい」という回答があり、青少年のリーダーとして目標になれていることが分かります。また、保護者アンケートの結果を見ると、保護者から事業に参加したメンバーに対して、問題点の指摘等、マイナスの指摘はありませんでした。これは、「青少年のリーダーとして目標となれていた」からこそだと思います。本事業を通じ、目的達成は出来たと思います。 |
地域社会への影響 | 今回、事業の対象者であった参加者の方は自らの意思で参加し、困難な目標に向かって挑戦しました。参加者の将来の夢や目標について、考える機会となったことがアンケートからも分かります。また、「リーダーシップを発揮するための学びの機会」について、「自分だけでなく、相手と協力して行動することが大切だと思った」など、子ども達はそれぞれのリーダー像を想像し、事業に取り組んでくれたことが分かります。本事業を通じ、目的達成は出来たと思います。 |
LOMへの影響 | 参加者アンケートに「私も人を支えられるような大人になりたい」という回答があり、青少年のリーダーとして目標になるjことができていることが分かります。また、保護者アンケートの結果を見ると、保護者から事業に参加したメンバーに対して、問題点の指摘等、マイナスの指摘はありませんでした。これは、「青少年のリーダーとして目標となれていた」からこそだと思います。本事業を通じ、目的達成は出来たと思います。 |
事業の長期的な影響 | 継続的な努力 |
考察や推奨 | 1 |
改善点 | |
JCI活動計画の推進 | 世界に誇る日本の精神性を継承していくために、 伝統・文化の見識を深める事業を行う。 |
JCI VISIONの推進 | リーダーとしてのの能力の向上。 |
JCI MISSIONの推進 | 参加者にも能動的に参加していただいた。 |
JCI申請の意思確認 |
検討していない
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その他 | 私は今回の事業を通して青年会議所のよさをあらためて実感することができました。青少年育成委員会は少数の委員会で今回の事業を構築していました。富士山に挑むというLOMにとって初めての事業で、毎日毎日本当に悩む中、メンバーが委員会や立場関係なくこの事業を成功させようと共に作り上げてきました。事業本番では対象者が元気よく登るのを見て安心して登っていましたが、3000m近くに近づいてきたところで、だんだんとグループが分かれていきました。ただ子どもたちが各々リーダーシップを出し合い協力しながらお互い励まし合い登っていく姿には心打たれるものがありました。数日前では全く知らなかった者同士が友情を育み、切磋琢磨してる姿に青年会議所の本質を感じることができました。 下山後、ガイドの方からご自身の夢や目標についてお話しをして頂く機会も偶然にあり、現在のご職業に就かれるまでたくさん悩んだこと、誇りをもってガイドをしていることを聞いた対象者やまたメンバーも今一度夢や目標について改めて考える機会になりました。 |
当日のストーリー写真(PDF) | 20221228132607 |
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「登ることで感じることが出来る~日本一の目標に向かって皆でゴールしよう~」