本事業では、親子のつながり、友達とのつながり、地域とのつながりを主題としております。
プログラムを通して、お互いが協力して目的を達することにより、他を慮り感謝する心と、目的を成し遂げる達成感を得ます。
そして、子どもたちが自ら考え積極的に行動し、未来を創造する担い手になって頂くことを目的とします。

先ず最初に一班あたり親子合わせて１０人くらい、計２０班に分けます。
これはアトラクションを協力して行う際に面白さを演出するためと、統制をしやすくするための試みとなります。また、クッキングの食材集めやアトラクションを攻略するために作戦会議を行う際にも活用できます。
アトラクションをクリアーすると、食材などに交換するコインを渡します。一人でできるものよりも、皆で協力しないとできないものにコインを多く取得できます。またレアコインというものも用意し、特別な食材も手に入れられるように設え、わくわく感を演出します。食材交換所でトレードすることによりカレーなどの材料が手に入ります。
クッキングでは小隊ごとに飯盒炊爨及びカレーつくりを行います。自分たちの実力、そして仲間と協力して得たものを調理することにより、達成感とつながりの大事さを演出します。
最後の締めとして、「きずなレター」と題し、親から子、子から親で日ごろの感謝などを手紙に記します。それを８月上旬に郵送し、この事業を思い出してもらい印象付けるとともに、夏休みという中だるみしやすい時期に今一度感謝の気持ちと目的意欲の醸成に努めます。