長野市では行政や関係諸団体が主体となり、共生社会の実現に向けて様々な取り組みを行っていますが、ハンディキャップを持つ方たちやそれをサポートする人たちは、他人と異なるという思いから心にバリアをつくる傾向にあります。一方で、健常者たちも共生社会の必要性を当事者として捉えにくい現状があります。だからこそ、それぞれの立場で共生社会の理解を深め、お互いにつながりや関心を持つことの意識を高めることが重要です。そして、誰もが思いやりの精神を持ち、相互理解を深めることで、平等に活躍できる社会、すなわち共生社会への歩みを前進させる機会が必要と考え事業実施に至りました。