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【アワードエントリー】ダイバーシティへの一歩
事業年度 | 2019年度 |
カテゴリー | 国際交流 |
開催地 | 四国地区協議会 |
開催日 | 2019年04月15日 |
予算 | ~300万円 |
対象者 | 学生 |
主催 | LOM財産共有 委員会 |

本事業では、まず宇和島圏域の中学生13名が「SDGs」や「ジェンダー」に関して事前研修を受けました。事前研修は専門的な知識を有する講師を選定し、中学生に加えて保護者の方、JCメンバーも一緒に参加し、一方的な講義にとどまらないようグループワークを行い、当事者意識をもって課題に取り組みました。その後、研修を受けた中学生はカンボジアにてフィールドワークを実施しました。海外研修の訪問先である、カンボジアのバッタンバン州は愛媛県と友好都市であり、現在多くのカンボジア人が技能実習生として愛媛県に住んでいます。地雷撤去やポルポトの虐殺に関わった方との対談、日本企業を誘致し就労支援をしている工場の見学、日本語学校の学生との交流など現地での経験を通してSDGsの実態、価値観や文化の違いを体感し、相互理解の大切さを学びました。帰国後、事後研修として一般参加者を募り、SDGsのワークショップを行い、後援をいただいた宇和島市長はじめ教育関係者の方もお招きし、中学生の体験発表会も行いました。発表会と合わせて、多くの方にSDGsを知っていただけるようワークショップも行いました。事業に参加した中学生は、各学校の文化祭や終業式等の全校生徒や保護者の方が集まる機会を利用し、事業での学びや経験について発表を行い、多くの方にSDGsについても普及しています。