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とよかわ青年リーダー育成塾
事業名称 | とよかわ青年リーダー育成塾 |
申請部門 | 最優秀LOM地域社会向上プログラム |
申請LOM | 一般社団法人 穂の国青年会議所 |
理事長名 | 滝下豊 |
申請担当者 | 山田真之介 |
携帯番号 |
09026873966
メールアドレス shinnosuke@base21.com
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事務局住所 | 愛知県豊川市豊川町辺通4-4 豊川商工会議所内 |
本事業の参加者 | 会員数 : 42 名 参加率 : % 関係者数 : 4 名 一般参加数 : 18 名 |
事業実施に至った背景 | 本年62年目を迎える豊川青年会議所はこれまでに企業、地域コミュニティ、業界団体や各種団体、行政や政治など幅広いジャンルで活躍する多くのリーダーを輩出してきました。そして、先人たちが時代の変化を捉え、地域により良い変化をもたらしてくださったことにより今日までの発展があります。地域や日本の明るい未来を目指し、今後もより多くのリーダーを輩出するために、パブリックマインドを持った青年経済人を育成する必要があります。
※本年後担当者様に相談させていただき、了承をいただきましたが、豊川青年会議所のルールとして、事業報告書が完成した時点で事業の終了としています。実施日時が2021年10月末ですが、報告が12月になっているため、昨年申請することはできず本年申請する運びといたしました。 |
事業の目的 | パブリックマインドを持った青年経済人を育成することを目的とします。 |
事業の概要 | 2つのテーマに基づき、それに合致した講師を呼んで講演をして頂きます。 1.【変化に対応できる経営】 2.【地域を牽引できるリーダーシップ】 1.【変化に対応できる経営】における講師としては、「ファミリービジネス」をベースに①AIや5Gなど新時代への対応、②災害やパンデミックにおけるBCP、③M&A、④資金調達、⑤公益資本主義の5つに注目して、変化に対応できる経営に必要な分野での専門家をお招きする予定です。 2.【地域を牽引できるリーダーシップ】における講師としては、「自分の地域の歴史や文化などを語れること」をベースに①まちづくり団体、②業界団体、③地域コミュニティ、④政治・行政、⑤青年会議所のリーダーを想定しています。 全6回にわたりそれぞれのテーマについて講師による講演と、それを受けてのグループワークを毎回行い、最後の卒塾式には、豊川市長をお招きし、まちの課題を見つけ、解決する方法を提案して頂きます。 |
開催期間・ タイムスケジュール |
2021年4月11日〜2021年10月31日の間に7回 |
開催場所 | 豊川商工会議所ABホール |
事業区分 |
新規
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公益・共益区分 |
公益事業
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事業総予算・収支 | 決算額422,417円 【内訳】 ・会場設営費(会場使用料、横断幕等) 112,237円 ・企画演出費(筆記具等消耗品等) 11,358円 ・講師関係費(講演料、交通費等) 228,620円 ・広告費(HP作成費用) 70,202円 |
SDGsの該当項目 |
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協力団体 | 共催: 無し
協賛: 無し 後援: 無し その他: 無し |
事業対象者 | 豊川青年会議所会員101名 / 豊川市及びその周辺に在住・在勤の満20歳以上満35歳までの青年 |
行動(ACTION TAKEN) | 地域の青年、LOMメンバーを対象に通年事業として全6回の育成塾を実施しました。地域で要職(商議所会頭、観光協会会長等)を担われている方々との話で、アクティブシティズンになるには、パブリックマインドを持つことが必要だという仮説が立ち、パブリックマインドを醸成し、さらに各々が地域のリーダーと成長するべく本事業を開催することになりました。 立案にあたり、地方ではお会いできない超一流講師をお招きすることこそが、最も成長の機会を提供することができると考えました。豪華講師13名による全15講演と、能動的に取り組んでもらうため、全講演後にまちを良くする施策を6グループが豊川市長に直接提案を行うというプログラムとしました。 お招きした講師陣は、パブリックマインド醸成のため原田憲太郎先輩、鎌田長明先輩、中島土君といったJC関係者や、PR TIMES代表の山口社長をはじめとする、中小企業でもビジネスで利用できそうな分野の専門家による講演をし、地域のリーダーに成長するべく、学んでいただきました。 |
結果(RESULT) | 1.全講演終了した1か月後にグループごとに豊川市長に直接まちの課題解決のための提案を行うということで、想像以上に参加者が熱心に取り組んで頂き、その熱意ある発表の結果、後日市長から市役所の関係部署すべてに資料の共有及び説明をしたいと連絡を頂きました。それだけの発表ができたのは、パブリックマインドを持つ人が大勢増えたという結果だと思います。 2.毎回同じグループで実施したことで、グループ内で良い仲間ができ、グループ内での仕事ができた、コラボ企画を計画中など想定以上の効果が出ました。 3.アンケートを実施しました。 4.85%以上の方が、パブリックマインド、社会に貢献したいという気持ちを持つことができた(深まった)と回答を頂き、全体の40%の方が非常に良かったという最高評価をして頂きました。出席も全6回9時~17時というスケジュールにも関わらず、出席回数の中央値が6回、平均5.28回という結果でした。 |
地域社会への影響 | 一番大きな影響は、行政に対してJCの活動をしっかりとPRできたことが地域への良い影響をもたらすと思います。短期的な影響かもしませんが、まちの課題について青年経済人たちが本気で考え、問題点を洗い出し、出てきた6つの課題についてどうすれば解決できるかというのを市役所に提案しました。これにより、市役所内でもJCのイメージが向上したという声も聞こえてきたり、市長自身もよりJC運動への協力をしてくださっております。 長期的な影響では、地域の要職の方を巻き込んで実施できたため、今のJCがこんな活動しているというのを、PRできたので、JC世代と地域の要職世代とのパイプをより強くできたことが、今後のまちづくり、地域の発展のため良い影響に繋がっていくと考えております。 |
LOMへの影響 | 日本中で活躍されているパブリックマインドを持ったリーダーの話を聞くことで、JC運動への理解向上やJCの地域での役割を認識できたメンバーが増えたことが最大の影響だと思います。 また、まだ会員ではない、OBのご子息や成長を求める青年に塾生として参加して頂きました。その塾生の複数名が、育成塾を経て入会に至ったことや、複数名の20代の若い塾生も数年後には必ずJCに入りたいという言葉を頂いたことがLOMの拡大にとっても良い影響になったと思います。 |
事業の長期的な影響 | 将来、パブリックマインドを持ったリーダーとして、地域に良い影響を与えることが最大の効果だと考えます。すなわち、育成塾に参加されたメンバーが、今後LOM内で役職を担う等の活躍をするのはもちろんのこと、前向きに地域を巻き込んで運動を実施することや、地域での要職を担って頂き、地域の様々な分野におけるリーダーとして活躍することで、ひいては地域の発展になっていくことが考えられます。 |
考察や推奨 | 本事業を行ったことで、参加者の成長という意味、アクティブシティズンを増やすという意味では大きな成果を得られたと思います。本事業では、座学から始まり提案という形でアウトプットまで行ったものの、実際の行動にまでは移せていません。 したがって次の段階として、具体的にアクティブシティズンとして、動き出す、運動を行うことが必要だと思います。今回のグループワークで見つかった課題について、提案に近い形で実現をしようと動くことや、グループごとにまた新たな地域課題を見つけ、それを課題解決に動いてみることを、今後の事業とするのに推奨いたします。これは、まさしく、JCが行っていることだとは思いますが、自分たちで見つけた課題というのは、より能動的に参加者が動いてくれますし、メンバー以外の方も自由に参加できるという形は、より多くの参加者を見込めるため、育成塾という方式で実践編として行うのも面白いと思います。 |
改善点 | |
JCI活動計画の推進 | ・Enhance the capacity of JCI Officers and staff in efforts to grow and develop the organization 組織を成長させ、拡大させる取り組みにおけるJCI役員とスタッフの能力を更に伸ばす。 パブリックマインドを醸成し、アクティブシティズンを増やした点、スタッフの能力を更に伸ばす取り組みを行った点が合致していると考えます。 |
JCI VISIONの推進 | 行動を起こす青年の原点であると考えられる、パブリックマインドを醸成することを目的に事業を実施しました。パブリックマインドを持ってもらったことで、前向きに地域の課題が何なのかを考えてもらい、その具体的解決方法を考え、市長に提案まで行いました。これらの過程で、事業に参加していたメンバーは、行動を起こすための準備体操ができたと思いますし、青年会議所の会員じゃない塾生の方々にもそれを伝播できたものと考えます。 |
JCI MISSIONの推進 | JCI MISSIONが、本事業で最も意識したことになります。育成塾の参加者は20歳から40歳までの青年とし、その青年たちの想いの根幹部分に、パブリックマインドというものを醸成し、リーダーになるための学びも提供しました。また、社会により良い変化をもたらすため、その実践するにはどのような企画を行うべきか、課題分析から具体的解決策まで考えてもらいました。 手法としては少人数のグループに分かれ、グループの中で意見を出し合い、市長へのプレゼンテーションの準備という過程で切磋琢磨し、参加者の全員が成長に繋がる機会を提供できたと考えます。 |
JCI申請の意思確認 |
検討している
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その他 | 本議案としては記載がありませんが、本事業の総決算として豊川コンファレンスというJCI豊川の一年間の活動の発表の場で、育成塾の集大成として2つのフォーラムを担当しました。 ①経営フォーラムとしては、ふるさとチョイスで有名なトラストバンクなどを子会社で持つ、株式会社チェンジ代表取締役の福留様をお招きし、ITを利用した今後のビジネス展開について講演をいただきました。②地域リーダーフォーラムとしては、野並晃先輩(実施当時、会頭)をお招きし、地域でのJC活動のあるべき姿や、ご自身のJCでの経験などをお話しいただき、参加者のパブリックマインドを高める取り組みを行いました。 特に、現役の会頭をLOMの事業にお招きするというのは、JCI豊川としては初めての試みであったため、非常に感銘を受けた参加者からは、出向したくなった、世界が広がった、JC活動を改めて振り返る機会となったという前向きな意見を頂けました。 |
当日のストーリー写真(PDF) | 20221228125007 |
メディア掲載写真(PDF) | |
その他参考資料(PDF) | |
その他参考資料(PDF) |