議案閲覧
メンバーだけではなく地域の青年ボランティアに100名近く関わって頂き、成長の機会の提供に繋がりました
事業名称 | メンバーだけではなく地域の青年ボランティアに100名近く関わって頂き、成長の機会の提供に繋がりました |
申請部門 | 最優秀LOM地域社会向上プログラム |
申請LOM | 公益社団法人 鯖江青年会議所 |
理事長名 | 公益社団法人 鯖江青年会議所 |
申請担当者 | 小嶋 秀智 |
携帯番号 |
09069591053
メールアドレス tutuji@sabae-jc.jp
|
事務局住所 | 福井県鯖江市長泉寺町1丁目9-20 |
本事業の参加者 |
会員数 : 25 名 参加率 : 100 % 関係者数 : 5 名 一般参加数 : 20 名 |
事業実施に至った背景 | 近年、子供たちを取り巻く環境は、科学の進歩、情報技術の発達等により目まぐるしく変化しています。特に人工知能やロボットなどの技術が急速に発展していく事から、20年後には我々人間の職業の半分がAIによって代替可能とさえ言われています。今後さらに進むであろうこの状況の中、子供たちは人間らしく持続可能な社会を築いていく必要があります。AIやロボットには無い人間特有の能力である自己肯定感、協調性、社交性や道徳性を高める事で、自ら考えて行動し、周りと協調して物事に取り組む事が出来るようになると考え、本事業の立案に至りました。 |
事業の目的 | 人間の能力は、大きく「認知能力」と「非認知能力」の2種類に分けられます。「認知能力」とは、IQ(知能指数)に代表されるような、点数などで数値化できる知的能力のことです。一方「非認知能力」とは、認知能力以外の能力を広く示す言葉で、テストなどで数値化することが難しい内面的なスキルを指します。具体的には「目標を決めて取り組む」「意欲を見せる」「新しい発想をする」「周りの人と円滑なコミュニケーションをとる」といった力のことで、子どもが彼らの人生を豊かにする上でとても大切な能力であると言えます。その「非認知能力」を一連の事業を通して育むことを目的としました。 |
事業の概要 | 生き物と直に触れ合ったり環境保全への取り組みを体験するといった自然体験学習や、全身全霊で感情を震わせる課題や問題を子供たちが自ら考え仲間と協力しながら取り組み、その姿を大人が愛情をもって見守ることで子供たちの総合的な人間力を高めます。また夏休みに大人と一緒に自然体験学習に夢中になって取り組み、楽しい思い出をつくることで子供たちの自己肯定感や協調性、社交性や道徳性といった「非認知能力」を育みます。 |
開催期間・ タイムスケジュール |
2022年8月6日(土) 7:00~ 8月7日(日)16:30 |
開催場所 | 福井県今立郡池田町内各施設 |
事業区分 |
新規
|
公益・共益区分 |
公益事業
|
事業総予算・収支 | 事業総予算 :1,400,295円。 登録料収入 : 410,000円。 夢基金申請額: 290,000円。 基金や登録料を予算に投入することで、事業費の持ち出し負担を軽くする工夫をしました。 |
SDGsの該当項目 |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
協力団体 | 共催:
協賛: 後援: 鯖江市教育委員会、越前町教育委員会 その他: 社会福祉法人吉江学園 |
事業対象者 | 鯖江市、越前町の小学生(4年~6年) 、 社会福祉法人吉江学園 学園生(4年~6年)10名 |
行動(ACTION TAKEN) | 「非認知能力」とはどういう類の能力のことを言うのか、また、何故「非認知能力」が重要なのかというところから外部の有識者にお話を伺ったりして委員会で研究し、本事業にどのようなアクティビティを設えることが「非認知能力」の育みになるのかというところから議論し始めました。 各アクティビティの案が出てきた段階で開催地の選定に入り、県内複数先の候補の現地調査、施設の下見、アクティビティの関係者との打ち合わせを何回も実施していき、事業内容を構築しました。 会議においては各アクティビティをしっかりと「非認知能力」育成に繋げるための理論立てを徹底して行い、事業内容への落とし込みを図りました。 |
結果(RESULT) | 1.目的がどのくらい達成できたか 「目標を決めて取り組む」「意欲を見せる」「新しい発想をする」「周りの人と円滑なコミュニケーションをとる」といった非認知能力について、「魚釣りや昆虫採集を通して命の大切さがわかった」「林業体験、木工体験で自然の尊さ、環境保全への興味が沸いた」などの感想がありました。大勢の前で発表することも一人一位に与えられた課題ではありましたが、全員が緊張しながらもしっかりと自分の意見、思ったことを話せるようになっていました。 2.上記の結果の想定外の結果 3.上記の結果の確認方法 4.検証結果 |
地域社会への影響 | 生き物と直に触れ合ったり環境保全への取り組みを体験するといった自然体験学習や、全身全霊で感情を震わせる課題や問題を子供たちが自ら考え仲間と協力しながら取り組み、その姿を大人が愛情をもって見守ることで子供たちの「自己肯定感」、「協調性」、「応用力」、「創造力」といった総合的な人間力である「非認知能力」を育んでいくことで、子ども達の健やかな成長を促し、地域社会における健全な青少年の育成促進に寄与しました。 また、参加されたお子様の両親や、スタッフとして参加したメンバーへも、非認知能力の重要性を落とし込むことができ、波及効果が期待できます。 |
LOMへの影響 | 参加した子どもたちの各アクティビティへの取り組みを、時には一緒になって参加したり、時には離れたところで見守りながらサポートすることで、子どもたちの一喜一憂や健やかな成長と直に触れ合うことができました。そうすることで、参加したメンバーにも「非認知能力」の大切さを学んでもらうことができました。それだけではなく、経験の浅いメンバーも多い中で、青年会議所の取り組みとして青少年育成事業の重要さを改めて認識してもらうことも出来ました。 |
事業の長期的な影響 | 今回参加していただいた子ども達が、その健全な成長に周りの子供たちを巻き込んでいくことで長期的に地域社会の子ども達の健全な成長の一助になります。 また、参加されたお子様の家庭においても「非認知能力」の重要性を理解していただくことができたので、いまだに認知度の低い「非認知能力」の認知度向上に繋がりますし、同世代のお子様を持った周りのご家庭への波及効果も期待できます。 本事業を行ったことで関係者には「非認知能力」の重要性を充分理解いただけましたし、それを拡げていくきっかけとなりました。 |
考察や推奨 | 「非認知能力」の重要性について、これからも地域社会に定着させるためにはやはり単発で終わるのではなく、しっかりと継続的に発信していく必要がある。今後の青年会議所活動の中でも青少年育成事業は実施されるが、青年会議所の青少年育成事業自体が子ども達の「非認知能力」育成の場であるので、当然毎年実施していくべきであるし、ただ実施していくだけでなく、いかに参加した子どもたちの成長を促せる事業を構築できるか、いかに参加した子どもたちを起点とした波及効果が期待できる事業を構築できるかが鍵となる。 |
改善点 | |
JCI活動計画の推進 | 【地域特性を活かした人材開発】ー⑥ 自然環境溢れる福井県内において、その魅力を十二分に体験できる環境の中で青少年育成事業を実施した。 「非認知能力」の育成に重点を置いた青少年育成事業の実践により、参加した子ども達の健やかな成長を促すことで将来的な彼らの能力開発につながる。参加された子ども達の家庭においても「非認知能力」の大切さを理解いただけたので、彼らの健やかな成長の一助にもなる。 また、地元での記憶に刻まれる体験を通して郷土愛を育むことができ、地域社会における次代の担い手としての活躍が期待できる。 |
JCI VISIONの推進 | 「非認知能力」の育成という目的のもとに実施された本事業において、参加いただいた子ども達だけではなく、その家庭においても本事業の目的の落とし込みが図れたことで、私たちと同世代の巻き込みも図れた事業となった。 地域社会の私たちと同世代の人々の巻き込みを図っていくことで、私たちの活動に興味を持った同世代の人々の青年会議所への参加促進にも繫がり、青年会議所が地域社会の中で行動を起こしたいと考えている青年の受け皿となる環境を整えることができた。 |
JCI MISSIONの推進 | 本青少年育成事業に参加した青年会議所メンバーにとって、これだけの多くの子供と触れ合い、共に様々な活動に取り組み、その成長を直に見守ることのできる機会は滅多になく、そのような機会の提供という形でJCIミッションの推進を図ることができたと感じる。 実際に、今後、自身のJC活動において育成事業に力を入れていきたいという抱負を持てたメンバーや、事業構築段階からの「非認知能力」の学びにおいて、その重要性を理解し、自身の子供にも接し方を変えていこうとするメンバーもおり、参加したメンバーにとっても理解や気づきのきっかけが得ることのできた有意義な事業になった。 |
JCI申請の意思確認 |
検討していない
|
その他 | |
当日のストーリー写真(PDF) | 20221228152731 |
メディア掲載写真(PDF) | 20221228152732 |
その他参考資料(PDF) | |
その他参考資料(PDF) |