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世界をもっと知ろう ~new discovery~
事業名称 世界をもっと知ろう ~new discovery~
申請部門 最優秀国際協力プログラム
申請LOM 公益社団法人 吹田青年会議所
理事長名 杉本慎一郎
申請担当者 水江周平
携帯番号
09082124153
メールアドレス  kuruderyumieru@yahoo.co.jp

事務局住所 大阪府吹田市広芝町10-3サニーストンホテル内
本事業の参加者 会員数     : 38 名
参加率      : %
関係者数   : 14 名
一般参加数 : 6 名
事業実施に至った背景 2030年までに持続可能でより良い世界を目指そうという国際目標であるSDGsは2015年に国連サミットで加盟国の全会一致で採択されました。我々青年会議所はこのSDGsを積極的に取り組むと宣言しています。
また、2020年度の学習指導要領の変更は、今までの正解ばかりを求めてきた教育では、正解のない社会に対応ができず、学校教育から社会に出た際に活かす事の出来る能力を伸ばすことが必要であるということから、予測できない社会で様々な課題を発見し、多様な人々と協働して課題を解決する能力を育む必要があると判断され変更されました。
新たな時代に必要となる資質・能力として、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」の3つがあり、2024年度大学入学共通テストから記述式問題、思考力・判断力・表現力を測る問題を導入することを目標としています。従来の「読む」「聞く」に加え「書く」「話す」値からの測定を目的とし、多面的・総合的評価入試では、高校3年間の学習活動や特別活動の履歴や資格なども評価対象にするとされています。
事業の目的 国際的な問題に対する解決策を立案できる資質を向上する。
事業の概要 本事業において、国際的な目標であるSDGsとこれから求められる「生きる力」を学び、事前学習で各講師の方々から国際問題の話をして頂きます。学生各位が自らSDGsのゴールを決め、その解決策を立案します。
開催期間・
タイムスケジュール
2022年7月23日~2022年10月31日
開催場所 7月23日~24日サニーストンホテル 北館竹の間 (〒564-0052 大阪府吹田市広芝町10-3) 8月6日~7日 TKP広島本通駅前カンファレンスセンター (〒730-0031 広島県中区紙屋町2丁目2−12 信和広島ビル) 国連訓練調査研究所(ユニタール) 広島事務所 (〒730-0011広島県広島市中区基町5番44号) 8月29日 大阪府庁(大阪府大阪市中央区大手前2丁目1-22) 9月16日  新大阪江坂東急REIホテル ボールルーム (〒564-0051 大阪府吹田市豊津町9-6) 10月25日  吹田市役所(大阪府吹田市泉町1丁目3-40)
事業区分
新規
公益・共益区分
公益事業
事業総予算・収支 事業総合予算 1,230,000円
実際費用 828,813円

予算内訳
本事業での会からの予算 200,000円
過去からの積立金 300,000円
協賛金 1社100,000円 / 4社 400,000円
シニアクラブより寄付金10,000円 / 3名 30,000円
参加者からの受益者負担金 1人30000円 / 6名 180,000円

当会からの予算では実施出来ない規模の事業を行ったが、本事業を通じて企業に対し宣伝効果があるように企画を考え提案をしたことにより、4社限定で40万円を集める事が出来た。内容としては事業用のポロシャツに企業のロゴを入れる。企業のCMを流す等の宣伝とする。事業課程において、ロゴの入ったポロシャツを着て活動をしたり、表敬訪問先に見てもらえれるようにする事で、宣伝効果があるように企画を行った。
参加者から受益者負担金を集めた事で、予算を作る事も出来たが、なによりも参加者の参加意欲も合わせて促進させることが出来た。

SDGsの該当項目
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任 つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう
協力団体 共催:

協賛: ピグマリオンガラティア株式会社・ピグマリオン株式会社・合同会社Orew・株式会社 幸

後援: 吹田市・吹田市教育委員会・大阪府・大阪府教育委員会

その他: アメリカ航空宇宙局(NASA)・世界保健機関(WHO)・ロバートエルドリッヂ研究所(元海兵隊政治顧問)・大阪大学(前国際連合日本政府代表大使)・在日ビルマロヒンギャ・国際連合(国連訓練期間(ユニタール))・参加者が所属する高等学校

事業対象者 大阪府下高校生
行動(ACTION TAKEN) 「 世界をもっと知ろう ~new discovery~ 」
本事業では、国際的な目標であるSDGsと「生きる力」を実施期間内にて事前学習から各講師より、国際問題の話や、各分野の専門的な経験、知識の講演をしてもらいました。
学生が自ら定めたSDGsのGOALを定め、それに対して選んだGOALの背景、ターゲット、解決策を立案し、啓発啓蒙活動を通じて多くの方々に伝えました。
〇事前学習
各講師より各講師の仕事について・各講師の職業から見て、世界との関り方について・SDGsでは主に職業上どのGOALを主として行ってるか。の3点を入れてもらい講演をして頂きました。
講師陣
ガービー・マッキントッシュ(アメリカ航空宇宙局(NASA) 職員)
茅野 龍馬(世界保健機関(WHO)職員)
ロバート・D・エルドリッヂ博士(元海兵隊政治顧問)
星野 俊也 教授(前国際連合日本政府代表大使)
アウンティン 氏 (在日ビルマロヒンギャ協会副会長)
〇発表合宿
国連訓練調査研究所(ユニタール) 広島事務所に行き上級職員である島津準子氏にブラッシュアップを2回行ってもらった。
〇啓発啓蒙活動
各参加者の学校で発表と各省庁(大阪府知事、吹田市長、文部科学省、外務省)へ表敬訪問を行った。
結果(RESULT) 100点満点中100点だと考えます。本事業の目的は「国際的な問題に対する解決策を立案できる資質を向上する」です。まず、事前学習によって多くの国際問題について勉強をしました。そこから学生達が各々のGOALを定め、その定めたGOALを何故選んだのかの背景やそのターゲット、そして解決策を考えてもらいました。国連訓練期間(ユニタール)での発表までの期間に、我々メンバーと共に学生達はチームを組んで互いに研磨し合い、ブラッシュアップを行ってきました。そして国連訓練期間(ユニタール)でもフィードバックとブラッシュアップを繰り返しました。立案した交際問題の解決策を、啓発啓蒙活動を通じて多くの方に伝えていくうえで、回数を重ねる毎に、学生達が自主的に立案内容のアップグレードをしておりました。最初は我々がサポートをしていたが、自主的にアップグレードしている内容を見ていくと、資質が向上したと考えられ。目的の達成度合いは冒頭のとおり、100点満点です。
地域社会への影響 本事業に参加した学生は自地域である吹田市だけでなく大阪府下から参加者を集めさせて頂きました。そして、事業実施後の啓発啓蒙活動を通じて、各関係機関(省庁)や各参加者の所属する学校で発表を行う事で、大阪府下全域から来ている学生達にも本事業の内容を伝える事ができました。発表の内容を聞いた人たちが、各地域で広げてもらう事が出来れば、大きな影響力を残せて事になると考えます。我々は発表までの実施になるため、出来るだけ数多くの啓発啓蒙活動を行う事で、運動として広がるための土壌は作れたと考えます。
LOMへの影響 定例会や事業は自LOM地域内で行うものと言う固定概念が強くある中で、確かに自地域の発展を求めるための活動は各LOMにおいての必須事項ではあるが、一概に目的を達成するために、最大限の効果を生むためならば自地域から出る事も必要だと考え、本事業は他地域での実施も含めた事業を行いました。よってLOMの中での価値観を大きく変えるきっかけを作る事が出来ました。
また、講師の内2名がZOOMによる講演を行った事で、対面が当たり前という概念も変える事が出来ました。ZOOMでの開催が可能なら低予算でも、より効果的な面白い講師を呼べるかもと言った効果が今後見込めるきっかけになった。
そして、今まで当LOMでは事業を実施しその後の啓発啓蒙活動に関しては参加者の主体性に頼る事が多かったが、本事業は事前学習から合宿までで終わるのではなくて、啓発啓蒙活動が終わるまでを実施機関に入れました。よって長期間ではあるが、学びの事業をやって終わりという単発の事業では無く、その後までを追いかける所までを実施機関に入れたことで、今後の若い委員長達にはJCで言う運動の展開のひとつの意味を知ってもらう事が出来たと考えます。
事業の長期的な影響 本事業の活動内容、立案したSDGsの課題解決策を、参加した学生達が行った啓発啓蒙活動を通じて、多くの方々に伝えました。
そして国際問題の実態や、どの様な事が必要でどの様に解決させる事が出来るのかを学生単位ではありますが、課題解決策を多くの人たちに知ってもらう事が出来ました。
その中から立案内容に共感した方々が、さらに共感の伝播してもらう事が出来たならば、持続的な運動が作れたと言っても過言ではないです。バタフライエフェクトのような、自然とその解決策がひとり歩きし、想いや共感などの行動が広がる事で、長期的な影響をもたらす礎になったと思います。
考察や推奨 国際と名が着いた委員会で本事業を運営致しましたが、実施に海外に議案作成段階では海外に飛ぶことが出来なかったため、日本から国際を知ってもらう事に中注力をしました。また、学生指導要綱に新しく「生きる力」を学ぶ授業が出来た事もあり、本事業を行いました。2022年度に更に新しく「資産運用」の授業が策定され実施されています。このように青少年を対象とするならば常にその時代、その時に求められている内容を取り入れた事業を実施していくことは、SDGsが出来て時に青年会議所が率先して普及を行ったように、我々は常に新しい情報をキャッチし行動に起こす事を推奨します。
改善点
JCI活動計画の推進 本事業はActionPlanの国際×社会-1国際×人財-1にあるように、本事業のテーマにもなっているように、国際問題を知り、参加者が各々SDGsのテーマを一つ決め、決めたテーマの背景・ターゲット・解決策を立案しそれを啓蒙啓発活動を通じて推進しております。また、国際×社会-5国際×人財-6、であるように国際問題を仕事として活躍されている方々6名に講師講演を依頼し、各分野での国際問題を学びました。国際×組織-2では事業実施項目のひとつに、世界で一番厳しい環境であるバングラディシュにあるロヒンギャ難民キャンプとビデオ通話を通じて交流。この機会は世界でも類を見ない稀なケースで交流を通じで日本のプレゼンスを高める事が出来たと考えています。最後に国際×組織-1では、参加した学生だけの成長の機会では無く、参加したメンバーにも同様の関町の機会を提供致しました。
JCI VISIONの推進 若き能動的な市民という表現は、青年会議所会員に当てはめて考える事が多いが、本事業においては参加した学生達にも若き能動的市民として、そしてグローバルネットワーカーへの道のきっかけを作りました。そのきっかけとなった出来事は、ロヒンギャ難民に関する課程を実施した際、バングラディシュにある難民キャンプとビデオ通話を実施し、現地の学校で2~3年生の子供たちと交流をしました。そのさい娯楽が一切無い事実を参加した学生達が知り、自分たちで何かできる事は無いかと能動的に考え、物を使わなくても遊べる日本独自の遊びを動画に収め、現地にいる子供たちに日本の手遊びを教える行動に、我々が示唆したわけでもなく、行動に移したことは、まさにグローバルネットワーカーとして成長していってくれたと考えます。
JCI MISSIONの推進 本事業では事前学習で学びを得、合宿で発信の学習を行い、啓発啓蒙活動で発信を行うプログラムの行動を実施致しました。そこまでは我々の作ったプログラムではあるが、啓発啓蒙活動で発信を重ねる毎に学生達が自主的に発表の環境に合わせ、また内容を能動的にブラッシュアップさせ、更に深い見識を発信していました。まさに本事業の背景である「生きる力」、そしJCI Missionである、能動的に活動できる環境を作り出したことで、積極的な変革が生まれたました。
JCI申請の意思確認
検討している
その他 本事業での大きなアピールポイントは3点です。1点目は呼ばせてもらった講師陣が非常に良かったと考えています。2点目は事業規模で考えるとJCI日本での事業で実施されててもおかしくない規模感をLOM単位で実施させてもらう事が出来た事です。3点目は啓発啓蒙活動の表敬先です。講師陣のレベルは一人ひとりが、1定例会での講師として呼んでも、そん色がないくらいのレベルの講演をして頂くことが出来ました。講師一人ひとりに本事業の想いを伝え、講演を承諾してもらう事ができた事は、本当に奇跡が起きたと感じています。そして、本事業立案段階では数名の会員から「この事業は壮大でJCI日本で行うような事業だから」と言われた言葉があり、私は日本だから地区だから、ブロックだからと言った、事業の規模にマインドブロックを作ってしまっている考えを壊し、実施する事が出来た事業だと考えています。後世に対してかけがえのない経験をLOMに残せたと考えています。そして啓発啓蒙活動では吹田市、大阪府と各省庁に対して表敬先を用意する事が出来た事です。参加した学生達には、かけがえのない経験を提供する事が出来たと考えています。
当日のストーリー写真(PDF) 20221228121322
メディア掲載写真(PDF) 20221228121323 (1)
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