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創立60周年記念事業 枚方チャレンジ~みんなでつくろう!まちのミライ~
事業名称 | 創立60周年記念事業 枚方チャレンジ~みんなでつくろう!まちのミライ~ |
申請部門 | 最優秀LOM地域社会向上プログラム |
申請LOM | 一般社団法人 枚方青年会議所 |
理事長名 | 松下 明夫 |
申請担当者 | 佐藤 雪乃 |
携帯番号 |
090-5128-6778
メールアドレス sugarsnow375@gmail.com
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事務局住所 | 大阪府枚方市岡本町7番1号 |
本事業の参加者 | 会員数 : 235 名 参加率 : % 関係者数 : 15 名 一般参加数 : 117 名 |
事業実施に至った背景 | 人びとが地域社会に携わる機会が減少しており、地元への関心が希薄化しています。私たちがまちの人びとと地域をつなぐ架け橋となって地元企業を巻き込んだ運動を展開し、地域の人びとにもまちへの帰属意識を醸成する必要があります。 |
事業の目的 | 【対外】 地域社会の中で、まちの人たちに体験の機会を創出し、地元への関心を持ってもらうことで、市民一人ひとり自ら行動を起こし、まちに対する意識を変革することを目的とします。 【対内】 枚方青年会議所メンバー一人ひとりが地域の子どもたちや地元企業と触れ合うことで、地域に対する郷土愛を育み、まちへの帰属意識を醸成し、率先して行動できる人材になることを目的とします |
事業の概要 | 未来の担い手である子どもたちのまちへの帰属意識を醸成し、もっと枚方のまちに愛着をもってもらうため企画。JCI枚方だけではなく、子どもたちがより多くの地域の大人たちと交流できるように地域の企業、行政、地域のアダプトプログラム団体などにも協力を依頼。公園づくりを通して子どもたちの『生きる力(知・体・徳)』を育めるようにプログラムを構築。【知:枚方こども会議】では、現在奈良市の観光大使であり、奈良市の公園を盛り上げるため活動されている吉本興業の高井俊彦さんをお招きしました。現在の公園のルールや公園がなぜ必要なのかなど行政の方から学び、ルールを理解した上で公園のアイディアをみんなで決めました。【体:公園づくり】では、枚方こども会議で出し合ったアイディアをもとにみんなで協力しながら、タイヤにペンキを塗り、タイヤで作った花壇にお花を植え、公園の名前を決めたりなど地域の方とも交流し公園をつくりました。 |
開催期間・ タイムスケジュール |
2022年7月23日~8月20日 |
開催場所 | 【枚方こども会議】・輝きプラザきらら7階 たまゆらイベントホール【公園づくり】・車塚公園 |
事業区分 |
新規
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公益・共益区分 |
共益事業
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事業総予算・収支 | 【予算総額内訳】 ・会場設営費 :¥147,457 ・企画演出費 :¥307,990 ・講師関係費 :¥101,396 ・広報費 :¥64,474 ・資料作成費 :¥4,711 ・参加記念品費:¥101,200 ・保険料 :¥350,055 ・通信費 :¥84 ・雑費 :¥2,460 ・予備費 :¥35,173 予算総額合計 :¥800,000 【収益】 ・登録料収益 :¥15,000 ・補助金 :¥400,000 ・事業繰入金 :¥385,000 収益合計 :¥800,000 【予算上の工夫】 ①紙媒体だけでなく、Webチラシを導入し、小学校へ配信依頼をしました。 ・ペーパーとペーパーレスを使い分け、資源を大事にし、作成費の削減にもなりました。 ・iPadを取り入れた教育が進むなか、小学校への新たなPR方法を生み出すことができました。 |
SDGsの該当項目 |
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協力団体 | 共催:
協賛: 後援: 枚方市・枚方市教育委員会 その他: 枚方市土木部みち・みどり室・枚方市造園業協会・特定非営利活動法人ひらかた緑のNPO・地元企業 |
事業対象者 | JCI枚方メンバー、枚方市在住の小学4年生~6年生、地域住民、地元企業 |
行動(ACTION TAKEN) | 【事業の調査】 なぜまちの人びとが地域社会に携わる機会の減少化が進んでいるのか?地元で遊びたいが公園に魅力を感じられず遊べないという悪循環が生まれていると知りました。 【立案】 “地域社会の活性化につながる子どもたちの居場所づくり“”として、私たちが地元企業や関係諸団体との架け橋となり、『誰もが楽しい、愛着の持てる公園づくり』を子どもたちと構築していくことで、まちの人びとの帰属意識の醸成につなげる。 【会議の流れ】 行政・企業・保護者にへの説明会や打ち合わせ。小学校へのWebチラシの配信依頼。こどもたちの参加募集や、地元住民へのチラシ配布。 【実施活動】 2022年7月13日 枚方こども会議 *当日に抗原検査を実施し、安心して参加していただけるよう設える。 ①名札を作成し、くじ引きでこどもたちを作成エリアごとにチーム分け。メンバーを各テーブルに配置。 ②講師が、子どもたち一人ひとりの名前を呼び、自己紹介の時間を設けた。 ③枚方市土木部みち・みどり室の方に枚方の公園についてスクリーンを使用しながら説明。まちの公園について知り、クイズもあり、説明を受けながら学びを得ることができた。 ④画用紙につくりたい公園を描いてもらう。 ⑤紙粘土や絵の具で自分たちのつくりたい公園の模型を作成。 ⑥枚方こども会議の途中、会場から徒歩で公園へ移動。実際に公園を見てさらにイメージを膨らませてもらい、作成を再開。 2022年8月19日~8月20日(2日間開催) 公園づくり *公園づくり当日までに、遊具の設置に必要な深い土掘りや遊具の搬入などを終わらせました。 ①枚方こども会議で作成した模型を公園に設置。 ②参加記念品の帽子を着用してもらうことで、熱中症対策をするとともに、子どもたち参加の意欲を高める。 ③各班に分かれ、メンバーと一緒に土掘り、土埋め、花の苗を植える、ペンキを塗る、など行う。 ⑤40分おきに日陰に設置したテントにて20分間休憩をとり、熱中症対策をおこなった。 ⑥公園の名前を子どもたちに決めてもらいました。 |
結果(RESULT) | 1.目的がどのくらい達成できたか 【対内】 各班にメンバーを割り振ったことで子どもたちとしっかりと交流ができた。 【対外】 ・参加した子どもの63.6%が体験を通じて「自分の考えを皆に伝えることができた」と回答。参加したこどもの80%が「他のこどもたちの考えを受け入れることができた」と回答。“生きる力”について学んでいただけました。 ・公園でほとんど遊ばないと回答していた方が40%いたなかで、90.9%のこどもたちが「公園づくりをした車塚公園を大事に使っていきたい」、と回答。 ・日中の一番暑い開催時間帯を避け、熱中症対策を講じ体調不良者を出さず事業を行うことが出来た。 2.上記の結果の想定外の結果 ・「家や学校近くの公園も大事にしたい」という回答が多数あり、まちに対する意識を向上させることができました。 3.上記の結果の確認方法 参加者全員へのアンケートにて確認 4.検証結果 ・他人との交流を通じて意思の伝え方を学び、思いやりの心をもち、自分たちがつくった公園だけでなく地元の公園を大事にしていきたい、という気持ちが生まれ、子どもたちの学びの機会の提供とまちへの帰属意識を醸成することができました。 |
地域社会への影響 | ①公園をつくる際にまずは安全面が第一にありました。行政のルール、安全面、保護者、地域の方々、など様々な課題があるなかで、JCI枚方が、日頃から行政とつながりをもち、地元企業との関わりも多く地域から信頼され続ける団体であるからこそ、子どもたちとの行政、団体、地元企業との架け橋となり実現できた事業であると考えます。 ②企業や関係団体の大人たちとも一緒に作業をしていくことで、地域との関わりをもち、子どもたち自らが創造した公園で遊ぶことで、一人ひとりのまちへの帰属意識が深まっていくことを実感できました。 |
LOMへの影響 | ・枚方市の公園の現状、つくる際の行政のルールをLOMメンバーも学べ、貴重な体験となりました。 ・行政、関係団体、地元企業とともに作り上げていくことで、JCI枚方とのつながりが、より強固になりました。 ・LOMメンバーが子どもたちとの交流を通じて、子どもたちにできること、子どもたちとともにできることをメンバー自身が考え行動にうつすきっかけとなりました。 ・新型コロナウイルス感染症の影響下でも開催が出来るような設えを構築でき、今後の事業に活用していけると考えます。 |
事業の長期的な影響 | ①LOMメンバーだけでなく、子どもたちが「自分たちがつくった公園」として友人やご家族とともに遊びにいくことが期待されます。 ②公園の近隣住民の方が遊びにくることが期待されます。 ③子どもたちが年齢を重ね、成長していく際にも、“大切な人を連れて行きたい公園”として遊びにきてもらえることが期待されます。 ④子どもたちの笑顔や真剣に取り組んでいる姿を通し、未来を担う子どもたちの重要性について、参加してくださった皆様に知っていただけたと考えます。 |
考察や推奨 | ・地域での課題であったこの問題に対して、いかにして地域に根付かせるために地元への帰属意識を醸成するかをキーワードに企画。“地域社会の活性化につながる子どもたちの居場所づくり”をテーマに、地域と連携し皆でひとつのものをつくりあげる課程のなかで、子どもたちに多くの「考える時間」を設け、意思の伝え方や協調性を学び、他人を思いやる心や感動する心などの豊かな人間性を養い、「生きる力」を育むきっかけとなる一助となりました。また、子どもたち自らが創造した公園で遊ぶことで、一人ひとりのまちへの帰属意識が深まり、青年会議所が行政、団体、地元企業、地域、学校、子どもたちの架け橋となり、未来を担う子どもたちに地域への関心を高めてもらうことが重要と考えます。 |
改善点 | |
JCI活動計画の推進 | 子どもたちが主役となり「枚方こども会議」では意見を出し合い、「公園づくり」では、子どもたち自らが公園の遊具をつくることで、まちの未来を創造する機会を提供し、まちへの帰属意識を醸成することができました。 |
JCI VISIONの推進 | 青年会議所が行政、団体、地元企業、地域、学校、子どもたちの架け橋となり、子どもたちだけだなく、地域に関わる大人を巻き込み子どもたちの未来について考える機会を提供できました。 子どもたちが事業を通じて、まちに対しての意識を高めることができました。 |
JCI MISSIONの推進 | 枚方こども会議では、子どもたちの意見や質問の答え方や、子どもたちが自由に楽しく会議ができるようにどうするべきか、メンバー自身が学び得る機会となりました。 公園づくり含め3日間を通して、子どもたちもメンバーも互いを思いやり、協力しながら未来を創造することができました。 |
JCI申請の意思確認 |
検討していない
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その他 | ①公園作りの際には子どもたち、メンバーが養生テープに名前を書き、服に貼りました。子どもたちがメンバーの名前を書くことでさらにコミュミケーションもはかれました。 ②子どもたちがメンバーを名前で呼ぶ場面がたくさんあり、子どもたちとの交流がしっかりできたと考えます。 ③公園づくりの際は子どもからも大人からも「ありがとう」という言葉をたくさん耳にしました。感謝の気持ちが育めたと実感しました。 ④子どもたちの成長、行動を見て大人が学ぶきっかけにもなりました。 |
当日のストーリー写真(PDF) | 20221228115651 |
メディア掲載写真(PDF) | |
その他参考資料(PDF) | |
その他参考資料(PDF) |