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地域の魅力浸透事業~山の都ハイカライトアップ~
事業名称 地域の魅力浸透事業~山の都ハイカライトアップ~
申請部門 最優秀LOM地域社会向上プログラム
申請LOM 一般社団法人 甲府青年会議所
理事長名 輿石 義章
申請担当者 齋藤啓文
携帯番号
090-7843-8588
メールアドレス  saito.keibun@kofujc.com

事務局住所 山梨県甲府市相生2丁目2-17
本事業の参加者 会員数     : 110 名
参加率      : %
関係者数   : 30 名
一般参加数 : 9999 名
事業実施に至った背景 中部横断道やリニア中央新幹線の開通など、今後、この山の都(甲府市、甲斐市、中央市、昭和町)には、多くの変化の機会が訪れます。また、2021年は武田信玄公生誕500年や東京オリンピックが開催されることで、交流人口の増加が期待されていました。
しかし、ここに住む私たちが、山の都にある文化や歴史といった魅力を認知しなければ、この素晴らしい機会を活かすことはできません。
そこで、この地域にある魅力に気づくきっかけをつくり、現存する地域の魅力に改めてスポットライトを当て、地域に住む方々に知っていただく機会をつくりたいと考えました。そして、その魅力を地域に浸透させ、地域住民一人ひとりの地域に対する愛郷心を高めることが、より良いまちづくりにつながると思い、本事業を開催いたしました。
事業の目的 足元に埋もれている地域の魅力に改めてスポットライトを当て、地域住民にその魅力を体感してもらい、地域の魅力として再認識してもうらうことで、愛郷心を育み、一人ひとりのまちづくりへの意識を高めるきっかけをつくる。
事業の概要 太宰治の「新樹の言葉」の中に、我々が活動する甲府の街について「ハイカラである。」「きれいに文化の、しみとおっているまちである。」と、表現をされています。このことから、地域の方々にハイカラなまちだと認識してもらいたいと思い、ランタンの名前を「ハイカランタン」、そのランタンを使って行うライトアップを「ハイカライトアップ」と名付けた、ライトアップイベントを行いました。
●ハイカランタンづくり
活動地域内の4箇所にハイカランタンづくりブースを出店し、地域住民の方に自分たちの住み暮らす地域への想いを込めてランタンを作成いただきました。
●山の都ハイカライトアップ
信玄堤公園、武田神社をハイカランタンを用いてライトアップしました。
ライトアップ初日に点灯式を行い、多くの地域住民の方に参加いただきました。
点灯式では、甲斐和太鼓衆信玄太鼓保存会に演奏してもらうなど、地域を盛り上げるイベントを行いました。
開催期間・
タイムスケジュール
■実施日 【ハイカランタンづくり(10:00~15:00)】 ・第1回(赤坂台総合公園) 2021年04月25日  (ラザウォーク甲斐双葉) 2021年04月25日  ・第2回(山梨県立美術館)  2021年05月22日 ・第3回(イオンモール甲府昭和)  2021年10月02日 ・第4回(小瀬スポーツ公園) 2021年09月23日 【山の都ハイカライトアップ】・信玄堤公園 2021年05月22日~2021年06月06日 ・武田神社 2021年10月30日 ~2021年11月23日
開催場所 赤坂台総合公園、山梨県立美術館、イオンモール甲府昭和、小瀬スポーツ公園、信玄堤公園、武田神社
事業区分
新規
公益・共益区分
公益事業
事業総予算・収支 収入内訳
・事業費繰入収入 1,150,000
支出内訳
・講師費用 20,000
・印刷費 40,000
・賃借料 100,000
・外注費 300,000
・材料費 635,476
・予備費 34,524

収支決算
収入 1,150,000
支出 1,095,476
収支   54,524

SDGsの該当項目
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任 つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう
協力団体 共催:

協賛:

後援: 甲府市、甲斐市、中央市、昭和町、武田神社、甲斐市商工会

その他: 甲斐和太鼓衆信玄太鼓保存会

事業対象者 地域住民
行動(ACTION TAKEN) はじめに私たちが活動するエリアに存在する魅力を委員会メンバーでリストアップする作業を行いました。調べていく中で、委員会メンバーから「自分たちが住むこの地域には今まで知らなかった魅力ある資源が多く存在する」という意見が多くでました。その中で魅力ある資源の一つである武田信玄公に関係する場所、信玄堤公園と武田神社にスポットライトをあて、ライトアップすることで生活の中に埋もれていた魅力に気付いてもらいたいと考えました。そして、そのライトアップで使用するライトは地域住民の方々に作製していただきました。ラんタンには、この地域の好きなところ、今後この地域がどのようになってほしいかなどを書いていただき、地域に想いを馳せていただきました。
結果(RESULT) ランタンづくりやライトアップ、それぞれ多くの方に参加していただきました。また、SNSでも多くの方が投稿してくださり、JCI甲府の投稿も多くの閲覧をいただいたことで、多くの住民が地域の魅力を再認識するきっかけとすることができました。
想定外の結果として、会場となった公園を市が改めて整備をすることになりました。信玄提公園の点灯式には、そこを管理する市長にもお越しいただきました。そこで地域住民とコミュニケーションをとるなかで、その公園をきれいに整備をしてほしいと要望が出て、実際に市の事業として整備をすることとなりました。
結果の確認方法は、ランタン作りへの参加者数やアンケート内容、またメディア掲載やSNS投稿数とし、ランタン作り参加者534名、新聞、ラジオ、メディア掲載計8件、SNS記事へのいいね延べ2535個の結果となりました。
地域社会への影響 信玄堤公園をライトアップしたことで多くの方にお越しいただきました。その来場者の方々から「信玄堤公園をもっと整備したほうが 良い」という声が上がり、公園を管理する甲斐市が予算を計上し、実際に整備されることになりました。
また、武田神社では、我々が行なったライトアップをきっかけに、他団体も同じ会場でライトアップをする申し出があり、地域を彩るイベントが2022年に開催されました。
地域住民が今まであまり訪れたことがないスポット、普段は地域の魅力と認識していなかったスポットに、我々がスポットライトを当てたことで、地域住民がそれぞれの場所を、地域の魅力として認識してくれた結果だと考えます。
LOMへの影響 コロナ禍で閉塞的な状況が続くなか、どうすれば多くの地域の人に参加してもらえるのか、どうすれば地域に賑わいを与えることができるのかを、示すことができました。
また、今までも様々なイベントで使用してきた信玄堤公園や武田神社をライトアップしたことで、今までとは違った新たな魅力が加わった会場を現役会員、シニア会員ともに体感していただきました。このことで、それぞれの地域に存在する理由、存在意義を再認識するきかけとなりました。会員を対象にしたアンケートにも、自分たちが住み暮らす地域にも素晴らしい魅力があったという声を多くいただきました。
事業の長期的な影響 本事業を通して、自分たちが住み暮らす地域に存在する資源を再認識するという動きを活発にすることができました。これにより、愛郷心を育み、この地域に対する誇りを持ってもらうことで人口流出といった問題解決の一助になると考えます。
また、足元を見直し、普段の生活に埋もれている地域の魅力にスポットライトを当て、輝かせることで、自分たちの住み暮らす地域に誇りを持てるようになると考えることができるようになりました。
考察や推奨 私たちの住み暮らす地域には、今回取り上げたもの以外にも、多くの魅力が埋もれていることが本事業を通して知ることができました。このことを、多くの人に伝え、一つでも多くの埋もれている地域の魅力にスポットライトを当て、一人でも多くの人に気づいてもらう活動を続けていけたら良いと考えています。
そして、地域に住む一人ひとりが、自分の住み暮らす地域のことを理解し、誇りを持てるようになれば良いと思います。
改善点
JCI活動計画の推進 JCI Action planの「つながり」の中の、「世界中の能動的市民の若者を取り込むために、地域に重点をおいた市場資源を開発する」に合致しています。本事業では、もともと地域にある資源に改めて目を向け、そこにあるものを地域の資源・地域の魅力として地域住民に再認識させることができました。これにより、より多くの市民を巻き込み、地域は自分たちの力で変えていけることを多くの会員、地域住民に伝えることができました。
JCI VISIONの推進 我々がこの事業を行なったことで、地域住民同士、地域住民と行政、地域住民と民間企業とをつなげる地域のネットワークを構築することができました。我々の運動が、地域のネットワークを活用して展開されたことで、その影響が各所へ波及し多くの成果を残すことができたと考えています。その成果とは、ライトアップを多くの住民が見に来てくれたことだけでなく、信玄堤公園の整備や、別団体が行なった武田神社でのライトアップなどにつながったことなど、多くの影響を地域へ残せたことであり、地域への影響が大きかった事業を行なえたと考えております。
JCI MISSIONの推進 コロナ禍という特殊な状況においても、我々があきらめずに社会をよくする運動を展開するために必要な条件を考え、それを整え、実際に実施する中で、どのような状況においても目の前の状況をより良い方向へ変えていこうとする意識を多くの会員に与えることができたと考えています。また、自分たちの地域に埋もれている魅力を再認識してもらうことで、自分たちの住み暮らす地域に誇りを持ってもらうことができ、自分たちの地域をよりよくする運動を行っていく必要性を、多くの会員に植え付けることができたと考えています。
JCI申請の意思確認
検討していない
その他 我々の運動がきっかけで、地域住民の要望を行政に伝えることができ、その要望が実現するということができました。
これは、我々が行なわなければ実現されたことではなく、想定外ではありますが我々の運動の成果の一部だと考えています。
地域のことを想い活動することが、多くの人を動かし、少しではありますが、地域をよりよくすることにつながるのだと、再認識できました。
今後も、地域を想い、そこに住む人々を想い、青年会議所運動を展開していきたいと思います。
当日のストーリー写真(PDF) 20221228100834
メディア掲載写真(PDF) 20221228100836
その他参考資料(PDF) 20221228100837
その他参考資料(PDF)