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文化芸術フェスティバル City of Stage Matsumoto
事業名称 文化芸術フェスティバル City of Stage Matsumoto
申請部門 最優秀LOM地域社会向上プログラム
申請LOM 一般社団法人 松本青年会議所
理事長名 上原 聖二
申請担当者 松田 憲明
携帯番号
09024026465
メールアドレス  takahashitire@gmail.com

事務局住所 長野県松本市中央1-23-1
本事業の参加者 会員数     : 39 名
参加率      : %
関係者数   : 48 名
一般参加数 : 200 名
事業実施に至った背景 松本市は『三ガク都』といった名を掲げ、山岳の『岳都』、学問の『学都』、音楽の『楽都』といわれている。今回の事業では『楽都』をはじめとする文化芸術面にフォーカスを当て、1年間の事業を展開してきた。
3月例会では本事業に向けて優れた文化芸術が溢れる都市でありながら、市民が触れる機会が少ないといった問題点を抽出し、LOMとして何ができるのかを考えるきっかけとした。この中で表現は誰でも実施することができ、表現者の想いを理解することで、街中での表現に対し寛容な心をもって、接することができるといったことを学んだ。
現状として松本市には、表現を行えるはずのスペースがありながら、実施できる内容に制限があり、多くの文化芸術が、日の目を見ないといった問題点があると認識された。
事業の目的 ・多くの文化芸術が街中の至る場所で表現され、『楽都』としてさらに文化芸術が育まれる都市として成長してくこと。
・多くの芸術者が、限られたスペースだけではなく、街中のいたるところで表現を行うことができるということを認識してもらう。
・市民の方々が、表現に対して寛容な心を持ち、市民の皆さんも文化芸術を育む一人であるといったことを認識する。
事業の概要 事業実施日の街中の各所において、アマチュアのアーティストやパフォーマーに、様々な表現をしてもらった。当日、松本城では庭園でビールを飲むイベントを行っており、その一角にて数組のアーティストに歌っていただいた。松本の観光名所の一つである縄手通りでは、いくつかの店の前のスペースをお借りして、パフォーマーによる表現活動や、ダンサーによる発表を行った。本来であれば店先のスペースなどは表現活動が行われることがほとんどない場所であるが、あえてこういった場所での実施を行った。
開催期間・
タイムスケジュール
2022年9月17日
開催場所 長野県松本市各所
事業区分
新規
公益・共益区分
公益事業
事業総予算・収支 収入:事業収入  210,806円

支出:
長野県収入証紙 2,300円
会場設置用のぼりばた、ポール、注水大 44,550円
参加者用飲料 10,368円

SNS広告バナーデザイン設定日・SNS広告費 44,000円
チラシポスター、ステッカデザイン及び作成費 99,550円

予備費 10,038円

SDGsの該当項目
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任 つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう
協力団体 共催: 松本市文化振興課 ビアフェス信州実行委員会 一般財団法人 松本市芸術文化振興財団

協賛:

後援:

その他: ナワテ通り商業協同組合 縄手商業界 大名町町会

事業対象者 一般市民、様々なアーティスト
行動(ACTION TAKEN) 本事業に向けての調査分析では、事業前に実施した例会において、市民やメンバー自体も表現に対して自由なものではないとの認識から調査が始まった。ダンスや絵画、歌うことに関しても、それを示す場所は制限されており、表現することに対して感じる気恥ずかしさや難しさを調査の段階で理解していった。
では、どんなことがアーティストなど表現者に対して必要なのか、また受け入れる・肌に触れる市民にとって大切なのかを考えていくことになった。
そこで委員会としては、千葉県柏市に向かい、柏ストリートミュージシャン登録制度に関して調査分析を行った。そこでは街をより魅力的にするためのルールがあり、これを守るミュージシャンの活動に触れることで、同様のシステムを理解し街で芸術が育まれる素地があることを知った。
結果(RESULT) 1.より文化芸術が育まれる環境には、常に市民の目に触れる環境に文化芸術があることが大切であり、多くの市民がこれに寛容な姿勢を見せてくれた。
2.当初、場所の提供に消極的であった商店街の方々が、事業終了後に笑顔で対応をしてくれたことや、アーティストの方々が、次回の実施などに関して問い合わせをいただくなどの反応があった。
3.アーティストをはじめ、当日の観覧者に対してのアンケートの実施
4.アンケートの回答に関しては、文化芸術が日常に溢れることに対して、ほぼ好意的な意見が占められることになった。
地域社会への影響 本事業終了後に、10月の例会にて、事業報告とまちの文化芸術について、松本市長とディスカッションを実施した。例会には事業に参加したアーティストや一般市民の方にもお越しいただき、松本市の文化芸術の今後について考える機会を提供したが、一般参加の方から、同様のイベントを行うのは簡単ではないかもしれないが、気軽に市民の方々が文化芸術に触れることができるのは素晴らしいことであるとの意見を頂戴しました。同様の機会を是非とも提供してほしいとの意見もあり、文化芸術がさらにまちに根付くきっかけとなった。
LOMへの影響 本事業を通して、LOMメンバーにとっても、多くの市民との交流が生まれることとなった。店先のスペースをお借りするための交渉から始まり、当日の実施協力店舗にお伺いするなど、近年希薄になりつつある、直接的な交流を行うことができた。
更には当日、本事業をたまたま見かけた多くの人が、その表現に感動する様子に触れることで、『楽都』を謳う松本市であることを改めて認識することができた。
事業の長期的な影響 本事業を通して、表現者の皆様に関しては、限られたスペースではなく、街中での表現を行うことができるといった認識を持っていただくことができた。また、商店街の皆様におかれても、店先のスペースや、店頭の展示スペースの提供を通して、これまでの客層とは違った方の来店や、異なった業種の方との交流を育むことが期待できる。
松本市内においては、公共施設や公共スペースでの踊りや、音楽活動が制限されている場所が存在しているが、本事業が継続的に実施されることで、街中での表現活動がより闊達に行われることが期待できる。
考察や推奨 本事業を単発の事業として開催するのではなく、今後も組織として継続するのではなく、表現者を中心とした、多くの市民の方に主となって推進していただく必要がある。今回実施するにあたって、街中の方々への交渉ならびに、当日の準備をLOMメンバーが行ったが、本事業のスキームを使用して、街中での表現をだれでも行うことができるように認知してもらうことが必要だと考える。
改善点
JCI活動計画の推進 地域×経済 5 地域経済再興のため、新たな価値を発掘する事業を行う。
・松本に住み暮らす人が、文化芸術の新たな側面に触れ、新しい価値として認識することで地域経済再興の一つと考える。
地域×環境 2 時代に即した組織運営のために、あらゆる分野とのパートナーシップを構築する。
・松本市の文化振興課をはじめ、各種団体との協力体制をとることで、より強固なパートナーシップを実現した。
JCI VISIONの推進 活動圏域である松本の活性化と世界に誇れる文化芸術の更なる発展に向けて、メンバーがアクティブシチズンとしての気概を持ちながら、事業を実施した。街のいたるところで文化芸術が展開される未来を描き、市民の寛容性を育み、表現者に対して、手法を共有することで運動の展開を行った。
JCI MISSIONの推進 この委員会の委員長ならびに副委員長は、文化芸術に関して大きな興味を持っているというわけではありませんでした。しかし、調査分析を進めていく中で、文化芸術が多くの人の日常に華やかさと満足感を生み出すことに気づくことになった。
よりよい社会には公正な経済と共に、他に誇れる文化があり、こと松本においては、セイジ・オザワフェスティバルなど素晴らしい文化がありながら、日常において触れる機会が少ないと感じた。日常に文化芸術が溢れることが街により素晴らしい効果をもたらすと信じ、街に暮らす人やアーティストに対し、能動的に事業構築を行うことで、理解を進め運動として展開することを学んだ。
JCI申請の意思確認
検討していない
その他
当日のストーリー写真(PDF)
メディア掲載写真(PDF)
その他参考資料(PDF)
その他参考資料(PDF)