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第2回おまつり体験パーク
事業名称 第2回おまつり体験パーク
申請部門 最優秀LOM地域社会向上プログラム
申請LOM 公益社団法人 八戸青年会議所
理事長名 工藤恵之助
申請担当者 奥瀬 暁
携帯番号
090-4317-0480
メールアドレス  oqse@befm.co.jp

事務局住所 青森県八戸市大字売市字観音下6
本事業の参加者 会員数     : 106 名
参加率      : %
関係者数   : 40 名
一般参加数 : 2010 名
事業実施に至った背景 青森県八戸市で毎年開催されている三社大祭は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年間開催中止が続き、資金面や場所の確保、後継者問題などにより継続の危機に直面しています。コロナの有無にかかわらず、おまつりへの関心を高めおまつりに関わりたいと思える機会の提供が課題です。地域に活力をもたらすおまつりだからこそ、私たちは時代に適応した柔軟な発想で課題に向き合い、地域への自負心を高め、煌びやかな地域の個性を輝かせる必要があります。
事業の目的 対外目的としましては、本事業に参加していただく事で今後、地域の誇りであるおまつりに参画、参加したくなるための契機となることを目的としております。
対内目的としましては、参加した会員が地域の誇りであるおまつりが持つ価値の再認識から、まちづくりの当事者としての自覚の醸成を目的としております。
事業の概要 3年間の停滞によって継続の危機に直面しているまちの輝く個性であるおまつりを次年度以降継続して行っていけるように、参加者におまつりを体験していただくく場を提供致しました。体験にあたっては、はちのへ山車振興会のご協力のもと、山車組の方々にご協力をいただきながらお囃子の披露やお囃子の体験をしていただきました。また、泉彩菜氏の指導のもと、南部ぐれっとかだれじゃ音頭の体験もしていただきました。縁日企画に関しては、メッセージカードを記入していただいた方に縁日で遊べる権利として縁日遊戯券を配布しました。お囃子、南部ぐれっとかだれじゃ音頭の体験と縁日企画によっておまつりを肌で感じていただき、参加者が次年度以降のおまつりに期待しおまつりに関わりたいと思うことで、おまつりを継続への契機となる場を創出しました。
開催期間・
タイムスケジュール
2022年8月3日(水)~8月4日(木)11:30~21:00
開催場所 八戸市庁前市民広場
事業区分
継続
公益・共益区分
公益事業
事業総予算・収支 事業総予算980,496円 決算980,496円(事業費590,496円 補助金390,000円)
事業費内訳:賃借料(音響費)55,000円、消耗品費(縁日資材)159,500円、諸謝金(振付指導料、指導料)253,000円、委託費(会場内清掃、仮設電気工事)325,116円、印刷製本費(ポスター、デザイン一式)187,000円、雑費(振込手数料)880円
SDGsの該当項目
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任 つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう
協力団体 共催: はちのへ山車振興会、一般財団法人VISITはちのへ

協賛:

後援:

その他: 八戸市、泉流彩菜会

事業対象者 地域住民
行動(ACTION TAKEN) 次年度段階から3年間の停滞によって生じているおまつりの現状、問題等をおまつり関係者や関係団体に委員会で聞き取り調査を行いました。そこで分かったことは、おまつりができなくなった経緯は新型コロナウイルスの感染拡大がきっかけではあったが、おまつりに関わる問題点の原因は他にあり、コロナが無くても遅かれ早かれ浮き彫りになる問題であったことが分かりました。そこで調査結果を詳しく掘り下げ、会員に伝えるために6月定例会には3つの山車組の方をお招きし、当事者だからこそ見える現状、問題、課題等をパネルディスカッション形式にてお話していただきました。本事業は、そこで明らかになったまちの輝く個性であるおまつりが直面している問題である「継続の危機」を解消するべく課題を定め、課題解決に向けお囃子の体験を軸に事業を構築し実施しました。
結果(RESULT) 1.事業に参加していただいた大人や子供の笑顔がとても印象的でした。事業の軸であるお囃子体験をしてくださった子供たちの笑顔はもちろんの事、メッセージカードブースや縁日ブースの参加者の生き生きとした表情、お囃子を指導していただいている山車組の方々の真剣な眼差し、これらの全てが会場に一体感を生み出しておりました。また、メッセージカードはおまつりへの期待や嬉しさ等の肯定的なメッセージを多数いただきましたし、お囃子のご指導をいただいた山車組の方々からは次年度も是非との声をいただきました。
2.お囃子体験に関しては想定以上に参加希望者が殺到したことで体験枠の全てがすぐに埋まり、体験希望者の全てにお囃子体験をしていただく事が叶いませんでした。
縁日企画に関しても、想定以上の参加者数により縁日資材が足りなくなり、二日目は終了予定時間を早める事態になりました。
3.対外対象者にはメッセージカード、対内参加者にはアンケートを実施し、それぞれ検証しました。体外の目的達成の判断基準は、参加者に「みんなに伝えよう!おまつりの好きなところ」と題したメッセージカードに、おまつりに対する気持ちを記入していただきます。記入していただいた総数のうち肯定的なメッセージが80%以上で目的が達成されたこととしました。対内の目的達成の判断基準は設問2「地域の誇りであるおまつりの価値を再認識ができましたか」、設問3「まちづくりの当事者として自覚が芽生えましたか」において「できた」「芽生えた」の回答が全体の80%以上で目的が達成されたこととしました。
4.対外に関しては、来年以降のおまつりに期待や、開催してくれたことに感謝と言ったメッセージが多かったことから、おまつりの課題解決につながる山車組と参加者が一体となった体験ができたこと、縁日で遊んだ子どもたちがおまつりの賑わいやワクワク感を肌で感じることができたこと、子どもたちにとってもおまつりへのあこがれや期待感となり、次年度以降おまつりに関わりたいと思えるようになったのではないかと考えます。対内に関して、アンケート結果よりいずれの回答も委員会で定めた判断基準である80%を得ることができたことから本事業の目的は達成されたと考えます。アンケート結果からも分かる通り、以前のおまつり広場を思い出す空間、市民との一体感、何より、子どもたち、来場者の笑顔などの回答があったことから、おまつりの課題を解決に繋がる手法により地域の誇りであるおまつりが持つ価値の再認識から、まちづくりの当事者としての自覚の醸成がされたと考えます。
地域社会への影響 来年以降のおまつりに期待や、開催してくれたことに感謝と言ったメッセージが多かったことから、おまつりの課題解決につながる山車組と参加者が一体となった体験ができたこと、縁日で遊んだ子どもたちがおまつりの賑わいやワクワク感を肌で感じることができたこと、子どもたちにとってもおまつりへのあこがれや期待感となり、次年度以降おまつりに関わりたいと思えるようになったのではないかと考えます。
LOMへの影響 アンケート結果よりいずれの回答も委員会で定めた判断基準である80%を得ることができたことから本事業の目的は達成されたと考えます。アンケート結果からも分かる通り、以前のおまつり広場を思い出す空間、市民との一体感、何より、子どもたち、来場者の笑顔などの回答があったことから、おまつりの課題を解決に繋がる手法により地域の誇りであるおまつりが持つ価値の再認識から、まちづくりの当事者としての自覚の醸成がされたと考えます。
事業の長期的な影響 本事業を通じておまつりの体験をした参加者が、次年度以降おまつりに参加、参画したいと思えるきっかけを作ることで、おまつりへの参画者が増えることで担い手不足の解消や資金不足の解消に繋がると共に、市民の郷土愛の醸成の機会が守られることで、新型コロナウイルスの影響により3年間の停滞を余儀なくされたまちの輝く個性であるおまつりが未来へと継続していきます。
考察や推奨 3年間の中止を余儀なくされたおまつりの原因は新型コロナウイルスであると考えておりましたが、新型コロナウイルスはおまつりに関わる問題点や原因、課題は表面化したきっかけに過ぎず、それにより地域の輝く個性であるおまつりの問題点を掘り下げ課題を明確にしたことで、おまつりの課題の解決に繋がる場を創出できたと考えます。また、本事業はお囃子体験を軸とした事業を開催しましたが、おまつりの継続に繋がるポイントとしては山車の制作体験も一つだと思いますし、八戸三社大祭は神事ですので、おまつりの起源や歴史にフォーカスするのも有効だと考えます。
改善点
JCI活動計画の推進 JCI Action planの地域の環境に関する故郷が誇る環境的魅力を創出に合致していると考えます。まちの輝く個性であるおまつりの継続に寄与することは故郷が誇る環境的魅力を創出に繋がります。また、地域社会の持続可能な発展のために、多様なステークホルダーとの対話に基づいたまちづくりを行うという部分にも合致していると考えます。おまつりの問題点や原因を探るためにおまつりに関わる当事者の方々に調査を行ったこと、調査結果を元に事業を構築しおまつり当事者の方々と共に事業を開催した事は、多様なステークホルダーとの対話に基づいたまちづくりを行うという部分に合致していると考えます。
JCI VISIONの推進 コロナ禍以前はLOM単体で行ってきたおまつり事業を、今回、はちのへ山車振興会や一般財団法人VISITはちのへと共同にてお互いの強みを活かしながら事業を構築、実施したことは今後の事業構築において新たな可能性が生まれたと考えます。
JCI MISSIONの推進 本事業を通じて、住み暮らすまちの誇りであるおまつりに関わる問題点を見つけ、課題を定め解決策を見出し行動に移すことで、参加した会員が地域の誇りであるおまつりが持つ価値の再認識から、まちづくりの当事者としての自覚の醸成まちの未来を創造する当事者としての意識が醸成されたと考えます。
JCI申請の意思確認
検討している
その他
当日のストーリー写真(PDF) 20221228125649
メディア掲載写真(PDF) 20221228125650
その他参考資料(PDF)
その他参考資料(PDF)