議案構築をスムーズに!様々な議案を検索できます。

議案閲覧
車椅子スポーツを全国に広めよう!全国選抜車椅子ソフトボール大会事業
事業名称 車椅子スポーツを全国に広めよう!全国選抜車椅子ソフトボール大会事業
申請部門 最優秀LOM持続可能な開発目標プロジェクト
申請LOM 一般社団法人 徳島青年会議所
理事長名 佐藤雅俊
申請担当者 谷田 成吾
携帯番号
08010905657
メールアドレス  yada.seigo@tokushima-indigo.com

事務局住所 徳島市南末広町5番8-8号徳島経済産業会館2F
本事業の参加者 会員数     : 102 名
参加率      : %
関係者数   : 186 名
一般参加数 : 378 名
事業実施に至った背景 日本には、13人に1人、からだやこころに機能の障害がある人がいると言われています。それは国内総人口の約8%にのぼり、様々な要因から今後もこの割合が増えるとされています。近年、障害者雇用促進の動きが高まっている一方で、職場定着が困難な人も多く、企業と障がい者、健常者と障害者にはまだまだ隔たりや壁があるといえます。また、今の徳島には健常者も車椅子ユーザーも男女も年齢も関係なく集まり、何かを一緒に取り組む場所が多くありません。多様なる社会の実現に向け、まずはそれぞれの環境に触れ、理解してくためにも、障がい者と健常者、男性、女性、年齢において分け隔てなく集まることのできる機会を創出していく必要があります。
事業の目的 誰もが分け隔てなく混合で行える車椅子ソフトボールの大会を通して、広い意味で自分と異なる人たちと交流する機会を創出します。また、馴染み易いスポーツを通すことで、楽しみながら新しい体験や経験をし、様々な発見や気づきを得ることで、参加者の意識や認識、行動、言動の変化や、多様性やノーマライゼーションなどについての考えるきっかけを作ります。そして、これから拡大してく発展途上の車椅子ソフトボールの大会を徳島で開催することで県内外から協賛する企業を集め、徳島に新たな価値を創造します。
事業の概要 1. 全国から選抜した車椅子ソフトボールチームを集め、全国大会を開きます。
2. 車椅子ソフトボールの体験会を開き、県内の障害を持つ方含め、多くの人が車椅子ソフトボールという競技を知る機会を作ります。日本代表選手から車椅子ソフトボールを教わり、健常者の多くが通常習うことがない車椅子の使い方を学び、体験することができます。
3. 企業のCSR事業としてスポンサードしていただき、徳島県の障害者支援の促進に貢献します。
4. 一般来場者に今回の大会や体験会を通して、車椅子ユーザーへの意識や認識に変化はあったかについてアンケートをとり検証します。
開催期間・
タイムスケジュール
2022年10月1日~2022年10月2日
開催場所 イオンモール徳島 第二駐車場
事業区分
新規
公益・共益区分
公益事業
事業総予算・収支 【収入の部】
登録料収入 240,000
広告料収入 1,800,000
事業収入   1,200,000
収入計 3,240,000

【支出の部】
会場設営費 1,558,679
企画・演出費 1,351,635
広報費    246,530
旅費交通費   61,400
保険料     20,664
雑費       550
予備費      542
支出計    3,240,000

※会場設営費、広報費は広告料収入(協賛)でまかないました。

※※※【大会に必要な最低限の費用】※※※
会場設営機材費  901,802
試合運営費     583,000
会場費       197,647
企業横断幕(バナー)270,050
看護師費用      60,000
計         2,012,499

チーム登録料   75,000x9チーム=675,000

2,012,499-675,000=1,337,499

★1,337,499円が事業収入と協賛でまかなう金額

SDGsの該当項目
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任 つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう
協力団体 共催:

協賛: 株式会社シーラテクノロジーズ/株式会社南海プランナー/東光株式会社/EVOLUTIONJAPAN証券株式会社/株式会社島本製作所/ケィティエム株式会社/株式会社加藤自動車/株式会社シンユウ/千松自動車教習所/たまき青空病院グループ

後援: 一般社団法人日本車椅子ソフトボール協会/徳島市障害福祉課

その他: イオンモール徳島/徳島県/徳島市/株式会社スポーツフィールド/ NARUTO総合型スポーツクラブ/クーニンTV/徳島県キッチンカー振興組合

事業対象者 対外対象者:車椅子ソフトボール競技者/徳島県在住者を中心とした一般市民 対内対象者:(一社)徳島青年会議所メンバー 102名
行動(ACTION TAKEN) 1. 全国選抜車椅子ソフトボール大会
全国から選抜した車椅子ソフトボールチームを8チーム+徳島1チーム集め、全国大会を開きます。
大会概要資料
<来賓>
徳島県知事 飯泉 嘉門氏
徳島市長 内藤 佐和子氏
他 協賛企業より代表者様

来賓リスト
<ゲスト>
高山樹里氏(シドニーオリンピック銀メダリスト、アテネオリンピックで銅メダリスト、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)ソフトボール殿堂入り)
クーニンTV(野球系YouTuber 登録者42万人、徳島県出身)
長﨑望未氏(元ソフトボール女子日本代表、インスタグラムのフォロワー4.1万人)
西浦颯大氏(元プロ野球選手、突発性大腿骨壊死症で引退した元明徳義塾のスター選手。インスタグラムのフォロワー4.2万人)
ミノルマン(野球系YouTuber チャンネル登録者数8.9万人、インスタグラムフォロワー4.8万人)

<ゲスト依頼事項>
▼高山氏には大会開会式の挨拶、体験会の参加、始球式での投球、クーニンTVへの出演
▼長﨑氏、西浦氏、ミノルマン氏はクーニンTV様より、メインチャンネルで投稿する条件として出演依頼をしており、大会開催のSNS告知なども併せて行なっていただきます。

2. 車椅子ソフトボール体験会
車椅子ソフトボール協会が全国で行っている体験会を共同で開催します。
<体験内容>
(募集する体験会)
・競技用車椅子にのってチェア捌きを学ぶ
・ボールをとって投げてみる
・競技用車椅子でバッティング
・ミニゲーム 等
(体験ゾーン)
・競技用車椅子にのってチェア捌きを学ぶ
・競技用車椅子でネットに向かってバッティング 等

3. 集客・広報施策
ゲスト誘致、インフルエンサーによる動画配信、試合中継、キッチンカーなどでの出店、協賛企業などによる出展、チラシ・ポスターなどでの周知、少年野球チームなどへの呼びかけ

4. 意識変化検証アンケート
アンケート

5. 協賛について
本大会の目的・趣旨に賛同してくださる企業より協賛を募る。営業先については委員会内で検討し、継続事業となった際にも継続的に協賛頂けるか、出展などでの大会内容の充実や情報拡散に寄与して頂けるか、企業理念や取り組みなどを総合的に判断し決定します。また、これまではDE&I推進委員会にて上記の総合的な判断のもと協賛依頼先を選定しておりましたが、より良い事業にするために、青年会議所メンバー関連企業にはメール案内にて公募も行い、趣旨に賛同いただける企業様には覚書を送付し協賛を依頼致します。
公募期間:2022年7月30日(土)〜8月6日(土)

【大会案内及び参加申込】
車椅子ソフトボール協会を通して、大会概要、申込書を送付し募集参加
※8月21日〆切

【会場設営】
参考資料の全体マニュアルに記載

【大会運営】
●大会進行表、大会シナリオ
●開会式、開会シナリオ
●閉会式及び表彰式 表彰式&閉会シナリオ
●競技方法 ※競技規則、競技方法、組合せ表
『予選リーグ』を初日に実施。3チーム毎にグループに振分け、総当たりのリーグ方式で行った。
『決勝トーナメント』2日目に開催。予選リーグの結果を元にトーナメント方式で実施。

【宿泊予約】
宿泊予約は、基本的にチーム毎に各自で予約していただきますが、ユニバーサルルームを持つホテルを調査しご案内しました。

【事業全体スケジュール】
7月中  大会参加申し込みを開始
7月30日(土) 青年会議所メンバー関連企業へ協賛公募のメール配信
8月06日(土) 青年会議所メンバーへの協賛公募締切
8月中  徳島青年会議所ホームページにて大会案内を掲載
8月21日(日) 大会参加登録締切り
8月28日(日) メンバー向けの車椅子ソフトボール体験会を公開委員会として実施。体験会は車椅子ソフトボール協会が主催する体験会に協力、参加する形で実施し、公開委員会とし徳島JCメンバーの参加を募集する。

9月 1日(木) 参加料の振込み期間開始 ※9月21日(水)振込み期間終了
9月 8日(木) 参加チームに組合せ等の大会詳細情報をメールにて案内
9月30日(金) 前日設営

10月1日(土)<開会式、予選リーグ>
8:00 集合
9:00 開会式
9:10 理事長挨拶
9:30 開会(試合開始)
17:00 閉会(試合終了)
17:30 撤収

10月2日(日)<決勝トーナメント、閉会式及び表彰式>
8:00 集合
9:00 開会(試合開始)
16:30 閉会(試合終了)
16:40 閉会式
17:30 撤収

10月 3日(月) 後日撤収

【事業配信YouTube】
https://youtu.be/CY6DQBU_9xA  10/27時点 約3,5万回再生
https://youtu.be/88UeyC-yoO4  10/27時点 約2万回再生
https://youtu.be/7_zsnM_Y1ds  10/27時点 約1,9万回再生

【各協力団体事業報告】 10/3~10/31

結果(RESULT) 1.誰もが分け隔てなく混合で行える車椅子ソフトボールの中四国初の全国大会を通して、参加者が多様な人たちと交流する機会を創出することができました。また、一般の来場者も車椅子ソフトボール体験や観戦を通して、楽しみながら新しい経験をし、本質的な意識として、多様性やノーマライゼーションなどについての考えるきっかけを作ることができました。会場に来ることができない人に向けても、YouTube・SNSを利用した配信などを行い、合計14万回以上のインプレッションで徳島の新しい価値を全国に発信しました。

2.車椅子ソフトボールチームの選手から試合だけではなく徳島の観光をしたいという声が多かったのが想定外でした。また当日、キッチンカーを配置しており、地元の郷土料理が移動せず会場内で食べれて良かったという声をいただきました。

3.参加者に対してアンケートや直接コミュニケーションをとることによって確認しました。

4.・駐車場(空地)を有効利用して町おこしのイベントができることが分かった。
・車椅子ソフトボールは障害者のスポーツではなく車椅子を利用した対象が幅広いスポーツということが分かった。
・キッチンカーやショッピングモールを活用することや、CSRや企業PRの一環として収益性のある事業が行えた。
・協賛企業に対して企業イメージを向上させる有効な場を提供できた。

地域社会への影響 障害や性差、年齢などに関わらず、多様な全ての人々が空間を共有することで生まれる意識や行動の変化が社会全体に波及され、地域社会の活性化、健康長寿社会や共生社会の構築といった徳島の地域発展に貢献しました。
また、車椅子スポーツを推進することで、幅広い人々に対して生きがい作りや生活の質の向上、自立や社会参加の促進といった効果を生みました。さらに、車椅子ソフトボールの障害や性差、年齢を問わないという特徴から、スポーツに苦手意識を持つ子供や高齢者等にもスポーツへの参画を促し、スポーツ活動を実施しやすくなりました。車椅子ユーザーでなくても、下半身を負傷して全力で走れない人なども分け隔てなくできるスポーツとして発信することができました。
LOMへの影響 本事業を通じて、多様な人が活躍する社会の重要性や、違う価値観や感覚に気づきと学びを促し、それぞれの仕事や私生活での行動変容の機会を作ることで、メンバー一人一人に自由な発想が生まれ、生産性が向上し、徳島県の競争力強化や経済力の発展に繋がりました。
事業の長期的な影響 誰もが分け隔てなく混合で行える車椅子ソフトボールの大会を通して、広い意味で自分と異なる人たちと交流する機会が生まれました。
楽しみながら新しい体験や経験をし、様々な発見や気づきを得ることで、参加者の意識や認識、行動、言動の変化や、多様性やノーマライゼーションなどについての考えるきっかけとなり、長期的には企業と障害者、健常者と障害者には隔たりや壁がなくなっていくことや、多様なる社会の実現につながります。
考察や推奨 誰もが分け隔てなく混合で行える車椅子ソフトボールの中四国初の全国大会を通して、参加者が多様な人たちと交流する機会を創出することができました。また、一般の来場者も車椅子ソフトボール体験や観戦を通して、楽しみながら新しい経験をし、本質的な意識として、多様性やノーマライゼーションなどについての考える、触れるきっかけを作ることができました。
今後は徳島への経済的な価値創造としても、障害者支援の促進の目的のためにも、継続して本事業を行なっていくための取り組みを行なっていくと同時に、他LOMや対外団体に向けてこの事業を発信していくことで、より広い範囲で「多様なる社会の実現」に向けた取り組みを加速させていきます。
改善点
JCI活動計画の推進 【インパクト】影響力
〇段使用頻度が低く、負の遺産となっていたショッピングモールの駐車場に「車いすスポーツの会場」という価値があることを提示しました。
全国各地にあるこのような土地を利用して広く車いすスポーツの大会を開催することができれば、地域のためにも車いすスポーツに携わる全ての人々に有意義な効果をもたらします。
誰もが分け隔てなく混合で行える車椅子ソフトボールの大会を通して、広い意味で自分と異なる人たちと交流する機会を創出します。また、馴染み易いスポーツを通すことで、楽しみながら新しい体験や経験をし、様々な発見や気づきを得ることで、参加者の意識や認識、行動、言動の変化や、多様性やノーマライゼーションなどについての考えるきっかけを作りました。

【モチベート】意欲
〇来場した子どもたちは、楽しそうに車いすに乗り、スポーツをしていました。子供が楽しむことで親も意識を変えることができます。
また、アスリートに怪我はつきものであり、車いすを使用するレベルではなくても怪我によって万全の力を発揮できなくなることは日常的に起こるものです。
車いすソフトボールは障がい者のためのスポーツではなく、車いすを使うことのできる全ての市民が楽しむためのスポーツです。
車いすを使うことでより多くの市民が、全力でスポーツを楽しめるようになるよう、意欲を高めた事業となりました。

【インベスト】投資
〇車いすソフトボールという競技の性質上、アスファルト覆われた広大な敷地が必要でした。
そのため、全国的に会場が見つからず、全国大会を開ける地域はわずかでした。
我々は、今回普段使用頻度が低かったショッピングモールの駐車場を使用することで安価で会場を設えることができました。
全国にはそのような土地があることが予想され、各地の青年会議所が利用していけば車いすスポーツをより発展させることは間違いありません。
行政をはじめとする地域に強いつながりのある青年会議所の特徴を活かし、全国に車いすスポーツを広めていくきっかけとなります。

【コラボレート】協働
〇本事業は全国の健常者、障がい者、男女(ダイバーシティ)が身体能力の度合いによる点数配分(エクイティ)によってチーム構成され、車いすソフトボールという競技でそれぞれの得意分野を活かし、弱点を補い合いながら勝利を目指す(インクルージョン)というDE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)を簡潔に表現した事業です。
DE&I推進のため、主催者である青年会議所、協会、選手だけではなく、行政、地域のショッピングモール、キッチンカー、スポンサーなどがひとつの大きなチームとなって本事業を行いました。

【コネクト】つながり
〇ショッピングモールとキッチンカーの協力によって、より一般市民の集客を得ることができました。
集客があることによって、スポンサーに広告効果をもたらし、選手には多くの観客に見守られながらプレイする環境を創ることができました。
その様子を野球を専門としたYouTuberに発信してもらうことで徳島だけでなく日本中により大きく広めることができました。
一般市民に車椅子スポーツの魅力を伝えるとともに、車椅子をより身近で現実的なものにポジティブ・チェンジすることができました。

JCI VISIONの推進 多様な関係諸団体と連携しパートナーシップを持って、事業を創りあげました。地域の企業に協賛をしていだだき、YouTubeでの配信や、新聞、WEBメディアにも掲載され、多くの方に徳島青年会議所の多様な社会に向けた取り組みを広く発信することができました。また男女分け隔てなく競技できるスポーツとしてプレーが行われ、ルールや規則を作ることで男女や障害などの違いはあってもエクイティな状況を作ることはできると感じてもらうことができ、地域社会の健全な発展につながる事業となりました。
JCI MISSIONの推進 日本各地から車椅子ソフトボール団体をお招きして、全国大会を行うことで、車椅子ソフトボール(障害者と健常者や男女や様々な年齢が混ざった集まり)を中心とした、地域社会と徳島青年会議所との繋がりの場を作ることができました。これからの世界と車椅子ソフトボールチームとの繋がりの架け橋となりました。
JCI申請の意思確認
検討している
その他 日本各地から車椅子ソフトボール団体をお招きして、全国大会を行うことで、車椅子ソフトボール(障害者と健常者や男女や様々な年齢が混ざった集まり)を中心とした、地域社会と徳島青年会議所との繋がりの場を作ることができました。また、YOUTUBEでの配信や、新聞、WEBメディアにも掲載され、多くの方に徳島青年会議所の多様な社会に向けた取り組みを広く発信することができたと感じています。また、徳島市民にこの大会や車椅子ソフトボールに直接触れてもらう機会をより提供することが課題と感じています。キッチンカーだけに留まらず様々なイベントを用意し、来場する理由を多く作ることで、来場者が徐々に増え、より多くに人にこの大会の素晴らしさや楽しさを感じてもらえるようになると考えております。全国各地の青年会議所が協力して開催することで愛を生み出す装置となります。
当日のストーリー写真(PDF) 20221228100152
メディア掲載写真(PDF) 20221228100158
その他参考資料(PDF) 20221228100200
その他参考資料(PDF)