事業年度 | 2020年度 |
カテゴリー | 人財育成 |
開催地 | 九州地区協議会 |
開催日 | 2020年09月20日 |
予算 | ~300万円 |
対象者 | 学生 |
主催 | 一般社団法人 福岡青年会議所 |
これは経済的な影響も大きいですが、こどもたちを取り巻く教育環境にも甚大な影響を及ぼしています。
将来を悲観し希望を感じることが出来ないこどもたち、掲げていた夢や目標を諦めなければならない状況に直面しているこどもたちが多く存在します。
このような状況では、これから新社会人として経済を牽引していく高校3年生が、文部科学省が定義する「生きる力」の醸成を行う事はできません。
よって今一度、夢や目標を追いかけて努力し、仲間とともに協力することの大切さを思い出してもらうことが必要です。
新型コロナウイルスで目標や夢を追えなくなってしまった高校3年生のための、スポーツ大会を実施します。3密をできる限り排除した屋外スポーツで、仲間との思い出作りや絆を育んでいただきます。新たな夢や目標に出会うきっかけづくりになるよう、競技の間に、フットサル、スリー・エックス・スリーの両種目においてトップレベルの選手によるエキシビジョンマッチを実施します。競技の特性や1チームあたりの人数・屋外での実施の有無などの条件で競技を選定し、万全な新型コロナウイルス感染対策も実施します。競技は無観客(保護者、観客の応援はなし)とし競技映像はYouTubeにて配信します。
開会式には「吹奏楽部による演奏」・「著名人からのメッセージ上映」、競技の間には「チアリーリーディングやダンスでの応援」と大会を盛り上げ参加者の記憶に残る設営を行います。
コロナ禍の中で福岡市の各イベント、大会の開催が制限される中、高校三年生達に最後の夏の思い出づくりをしてほしいと委員会メンバーが一丸となり広報から設営に至るまで尽力していただきました。
スリー・エックス・スリーにおいては福岡県バスケットボール協会をはじめライジング福岡等を巻き込む事ができ大会開催においても多くのご協力を得る事ができました。
フットサル場は福岡市内にも多数ありますがオリンピック競技にもなっているスリー・エックス・スリーは施設がなくこれからの課題になっていくと感じました。コロナ前の事業計画にあった街区公園にバスケットリング等のアーバンスポーツが行える場所があると、こども達にとって生きる力の醸成に大いに役立と改めて実感することができました。しかし、サンセットパーク等の公園の使用に至っても制約が大きく気軽に街中でスポーツが行える現状には至っていないと実感しています。
スポーツが持つ人に感動や喜びを与える力を改めて認識すると共にスポーツがベイエリア等の盛り上がりに欠ける場所の発展には必要不可欠なものであると今後も福岡市に示せていければ思っています。