事業名称 | (公社)高松青年会議所2022年度食育推進事業計画並びに予算(案)承認の件 |
申請部門 | 最優秀LOM持続可能な開発目標プロジェクト |
申請LOM | 公益社団法人 高松青年会議所 |
理事長名 | 槙塚 賢治 |
申請担当者 | 塩田 勇志 |
携帯番号 |
090-6881-6229
メールアドレス y-shiota@japan-trading.com
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事務局住所 | 香川県高松市丸亀町2番地13 |
本事業の参加者 | 会員数 : 79 名 参加率 : % 関係者数 : 6 名 一般参加数 : 25 名 |
事業実施に至った背景 | 近年本来食べられる食品が廃棄されてしまう食品ロスの問題が大きな社会問題となっており、その削減が持続可能な世界を作るうえで重大な課題となっています。地域の将来を担う子供が食品ロスの現状と課題を学び、食品ロスの約半分を占める家庭での消費活動を見直し、家庭での食品ロスの削減に取り組むことで環境にやさしい地域を築く必要があります。 |
事業の目的 | 近年本来食べられる食品が廃棄されてしまう食品ロスの問題が大きな社会問題となっているが、この事業を通して家庭での食品ロス削減の必要性に関する理解を深めて頂くとともに、家庭で取り組むことのできる食品ロス削減の方法を学んで頂くこととする。そして、その方法を実際に家庭で実践して頂くことで、子どもたちが食品廃棄に関する実態を理解し、各自が身近にできる食料損失の減少に取り組んでいただく。 |
事業の概要 | ワークショップ形式の事業を展開し、講義を通して食品ロスを取り巻く現状や課題を理解いただき各家庭での食品ロスの発生状況やそれを削減する必要性について理解を深めて頂く。家庭で廃棄されがちな食材を使ったソースとそれを活用したレシピを実際に作る体験を行い家庭での食品ロス削減の手法を学んで頂く。実習で学んだ知識を活かして家庭で食品ロスになりそうな食品を保存可能な形に作り変えることで実際に食品ロスの削減に取り組むとともに、SNSや自由研究等で発信して頂く。 |
開催期間・ タイムスケジュール |
2022年8月6日~2022年8月21日 |
開催場所 | 生活協同組合コープかがわ 栗林店 |
事業区分 |
新規
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公益・共益区分 |
公益事業
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事業総予算・収支 | 予算総額180,000円 以下内訳 ●会場費12,000円 ●事業の企画費(食材)50,000円 ●印刷費(チラシデザイン・印刷)81,257円 ●事業における暖房や車両の燃料等(空調機4日間)13,200円 ●会場備品費(調理台等)8 ,800円 ●その他6,196円 ●予備費8,547円 |
SDGsの該当項目 |
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協力団体 | 共催:
協賛: 後援: 高松市教育委員会 その他: 生活協同組合コープかがわ・公益社団法人 香川県栄養士会・香川短期大学・川東菓子店・香南アグリーム・(有)KOMATSU GARDEN DESIGN |
事業対象者 | 高松市内の小学校高学年児童20名(各5名)とその保護者(合計40名) |
行動(ACTION TAKEN) | 〇全体 【4月16日】コープかがわ 打ち合わせ 【4月22日】学校現場ヒアリング 【5月03日】コープかがわ打ち合わせ 【5月19日】コープかがわ 栗林店打ち合わせ 【6月中旬】教育現場ヒアリング スライドシナリオを事前に共有し、意見を頂く。小学生からの情報発信についてもその具体的な手法についてアイデアを伺う。 【6月15日】教育委員会ヒアリング 小学校向け広報の手法について確認を実施。 【6月16日】小学校教諭と打ち合わせ実施。 【7月上旬】小学校向け広報 【7月上旬】プレ事業実施 協力者説明会との同時実施を検討、講師2名のほかメンバーの参加対象児童にもご参加頂き事業実施に向けた予行演習を実施し課題の洗い出しを実施する。 *生活協同組合コープかがわとは主に施設に関する打ち合わせを行う。小学校にチラシを配布し参加者を集うなど。 〇調理実習 *各企業様と、何の食材を使い、どのような調理方法にするかともに考える。 〇当日 *合計4日間は(公社)香川県栄養士会の先生2名、香川短期大学の学生2名と調理実習を行い1回目は『キュウイソース』、2回目は『トマトソース』、3回目は『みかんソース』、4回目は『トマトソース』を小学校ならびに保護者の方々とともに調理する。そのソースは持って帰っていただき、夕食の食材にかけて食べてもらうようにお願いする。 |
結果(RESULT) | 1.小学校5,6年生の児童と保護者中心に向けて食品ロスが引き起こす問題とその原因、家庭で実践可能な方法を調理実習と講義形式で伝える場を創出しました。また、後日のハッシュタグキャンペーンでは家庭で取組可能な食品ロスについての取組例等を共有する場を創出しました。 2.特になし 3.アンケートによる検証(googleアンケートフォーム、現地アンケート(アンケート用紙)) 4.考察と推奨の欄を参照ください。 |
地域社会への影響 | ①参加児童へのヒアリング実施した際に夏休みの課題に活用できると回答いただけた。参加児童が小学校に課題提出することにより、児童間で情報発信を行う機会を創出できたと考える。 ②協力いただいた団体の栄養士会より来年以降も継続して開催してほしい旨の感想をいただいた。香川県栄養士会による四国内の栄養士会へ発信する取組事例、食育活動の手段を提供できたと考える。 ③調理実習の会場提供いただいたコープ香川の組合員の興味が多いとの報告を受けており、比較的に地域貢献意識の高い組合員に情報発信することで組合員周辺の地域貢献意識や取り組み方法を提供する場となったと考える。 |
LOMへの影響 | 正会員数79名中30名のメンバーに参加していただく。出席率38%(コープかがわ 栗林店の調理室の収容人数の制限あり) コープかがわ栗林店にて参加していただいたメンバーには実際に子どもや保護者の方々とともに、廃棄されるはずだった食品(トマト・キュウイ・みかん)を使用してソースを作り、家庭で取り組むことのできる食品ロス削減の方法を学んで頂いた。その他、現地に参加できなかったメンバーの方々には、食育推進委員会が撮影した動画(ソースの調理方法)をJCI高松のHP及びLINEに情報を共有することで学び機会を提供した。 |
事業の長期的な影響 | コープかがわ栗林店の調理実習に参加していただいた子どもたち(12名)に食品ロスの重要性を理解して頂くことで、今まで捨てるはずだった食材を再利用できるのではないかという意識変化をもたらすことができた。例えば、食品ロスを削減することにより、家計の負担を減少、廃棄物焼却のCO2の削減、食糧危機など社会問題の解決にも繋がることを学んで頂いた。地域の将来を担う子供が食品ロスの現状と課題を学び、食品ロスの約半分を占める家庭での消費活動を見直し、家庭での食品ロスの削減に取り組むことで環境にやさしい地域を築く機会を創出した。 |
考察や推奨 | ①引き継ぎ時に対内や体外への発信する際の注意点として発信スケジュール、内容、人員配置を徹底するように申し送りを行う。 ②LOM内等の懇親会実施時には食品ロスが極力発生しないような設営を担当者に対して要請する。(歓談時間におけるアナウンス、食べ残しが発生しないような注文の徹底、食べ残した料理の持ち帰りが可能かどうか、持ち帰り容器の持ち込み可否の会場への確認など) |
改善点 | |
JCI活動計画の推進 | ・インパクト 参加企業(7社・13名) 高松市の小学生(小学生12名) ・モチベート ・インベスト 事業の予算について ・コラボレート ・コネクト |
JCI VISIONの推進 | 廃棄されるはずだった食材を使用し、子どもたち(小学生)に食品ロスについて学ぶ機会を与え、公益社団法人 香川県栄養士会とコラボレーションすることでお互いが食品ロス(SDGs)への意識が更に向上することができた。 |
JCI MISSIONの推進 | 調理実習に参加していただいた子どもたち(12名)に食品ロスの重要性を理解して頂くことで、今まで捨てるはずだった食材を再利用できるのではないかという意識変化をもたらすことができた。また実際に家庭で取り組むことのできる食品ロス削減の方法を学んで頂き、家庭で実践して頂くことで、子どもたちが食品廃棄に関する実態を理解し、各自が身近にできる食料損失の減少に取り組んでいただく成長の機会を提供することができた。 |
JCI申請の意思確認 |
検討している
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その他 | 高松青年会議所における調理実習を通しての食品ロス削減を目的とした事業は初の試みでした。LOM内で前例がない手法での事業という事で実施までに多くの課題と向き合いなら事業構築を行いました。対外からの対象者の数が少ない印象を受けがちですが、協力者も含め様々な方から多くのお褒めの言葉を頂き、来年以降も是非実施したい旨の感想もいただきました。 |
当日のストーリー写真(PDF) | 20221228101145 |
メディア掲載写真(PDF) | 20221228101145 (1) |
その他参考資料(PDF) | 20221228101147 |
その他参考資料(PDF) |
議案閲覧
(公社)高松青年会議所2022年度食育推進事業計画並びに予算(案)承認の件