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4月第1例会 ワクworkお仕事体験! ~高めよう思考力・判断力~
事業名称 4月第1例会 ワクworkお仕事体験! ~高めよう思考力・判断力~
申請部門 最優秀LOM個人開発プログラム
申請LOM 一般社団法人 真岡青年会議所
理事長名 飯村 尚志
申請担当者 田中 健
携帯番号
090-7633-1836
メールアドレス  seirikimasa@gmail.com

事務局住所 栃木県真岡市荒町1203
本事業の参加者 会員数     : 32 名
参加率      : %
関係者数   : 4 名
一般参加数 : 138 名
事業実施に至った背景 激しい時代変化に適応するためには思考力、判断力、表現力の向上が必要と言われている。(文部科学省 学習指導要領改定についての説明より)加速する情報化社会のなかで知りたい情報が簡単に手に入る時代、様々な体験活動を通してあらゆる物事を自ら考え、判断する事の重要さを学ぶ必要があります。
事業の目的 (対内)
企業に協力することで自らも物事をあらゆる角度から考え正しく判断する力を高める事を目的とします。また、対外事業の経験豊富なOBの先輩方と共に活動することで青年会議所活動の本質を学ぶ。
(対外)
体験活動を通し思考力、判断力を高めることを目的とします。 (参加者)
思考力、判断力を高める重要性を理解することを目的とします。(保護者)
事業の概要 グループに分かれて様々な体験活動を行う。体験はアクティブラーニング形式で子どもたちの意見を引き出しながら行うことで思考力、判断力の向上を寄与する。また、体験レポート用紙を使い各体験の最後に体験の振り返りを発表しあう事で子どもたちの積極性を養う。
Aグループ 【練り切り菓子製作体験・ラジオリポート体験】
Bグループ 【フラワーアレンジ体験・身近なもので発電体験】
Cグループ 【水道管工作体験・車の整備体験】
各グループ定員20名、合計60名の小学生4年生~6年生を募集
開催期間・
タイムスケジュール
2022年4月16日~2022年4月16日
開催場所 真岡市自然教育センター(栃木県 真岡市柳林1140-2)
事業区分
新規
公益・共益区分
公益事業
事業総予算・収支 事業総予算 210,000円 決算額 206,624円
内訳
会場設営費    0 円
企画・演出費 44,225円
講師関係費  95,000円(6名分の材料費内2名は0円)
広報費    50,050円(ポスター50枚、チラシ4,000枚、デザイン費)
参加記念費  12,300円(講師4名分、他2名はメンバーの為0円)
保険料    5,049円(参加者傷害保険料)
予備費    2,444円
予算上の工夫
会場費に関しては市内の普段は一般団体では利用できない公共施設に何度も足を運び無料で利用する事が出来ました。
SDGsの該当項目
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任 つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう
協力団体 共催:

協賛:

後援: 真岡市、真岡市教育委員会

その他: (有)斉藤自動車 代表取締役 斉藤 寛様、  紅谷三宅 三宅 正晃様、 FM真岡 津守 美幸様、ハナソウカ  代表 関口 武明様

事業対象者 (対内)正会員および仮会員  (対外)真岡市、益子町、市貝町、芳賀町、茂木町の小学生(4年生~6年生)、保護者
行動(ACTION TAKEN) 【事業の調査】
事業構築にあたり文部科学省の学習指導要領の「改定についての主旨説明」の資料を参考にコロナ禍や学習のデジタル化が進むなかで今子どもたちに必要な力とは何かを考えて事業実施に至る背景の構築を行いました。
【立案】
2020年10月の予定者段階から調査と市の教育委員会、市役所職員の有識者の方と打合せを重ね事業構築を行いました。
子どもたちに必要とされているのは『適応力の向上』という意見があがり、コロナ禍で減少してしまった『体験活動』を取り入れた事業構築を考案することになりました。
【会議の流れ】
・子どもたちの『適応力の向上』に必要な要素として『思考力・判断力を高める』ことに照準をあわせ、お仕事体験を通じて、楽しみながらも自ら考え、判断をしていくという事業内容を構築致しました。
・地元の有名和菓子店やラジオ局、青年会議所特別会員の方の会社に伺い趣旨説明や打ち合わせを重ね、事業にご協力いただきました。
【実施活動】
・安全面などを考慮し、県東地域の小学生4~6年生を対象に、3つのグループに分かれ、各グループ20名ずつ、計60名の参加者を対象に事業を実施致しました。
ワークシートを用いて、様々な職業体験を通じて、自ら考え、判断する(インプット)と、体験を通じて感じた事を参加者同士で発表しあう(アウトプット)を繰り返すことで、子どもたちに自らの意見に自信をもってもらえるように工夫をしました。
結果(RESULT) 1.(対内)
指導援助する立場に立ち、自らも物事を考え、判断する力を高める事ができた 計画80% ・結果100%
例会を通じてJC活動に魅力を感じられた 計画80% ・結果 93.3%
(対外)
自ら考え、判断しながら学べた(参加小学生) 計画90% 結果100%(とても良くできた64.7%、できた35.3%)
例会を通じて思考力・判断力の重要性が理解できた(保護者) 計画80% ・結果93.3%
2.特になし
3.アンケートによる検証
4.(対内)事業に取り組む子どもたちの真剣な顔や楽しそうな表情を身近で感じ、更にOBの先輩方と共に活動した事で改めて真岡青年会議所の本質を知り、青年会議所メンバーとしての誇りと魅力を感じ取って頂くことができました。
(対外)参加頂いた子どもたちは今まで経験のない「仕事」という体験を通じて様々な刺激を受け、積極的な姿勢で自ら考え、判断する力を向上させることができた。保護者の方々にはで子どもたちにアドバイスや口出しをしないようにお願いし、子どもたち自身に「考えさせること」、「判断させること」の重要性をこの事業を通じて理解して頂くことができました。
地域社会への影響 ・ 会場選定した真岡自然教育センターは真岡市の教育委員会が管理している施設で、今まで真岡市内の小中学生、育成会など使用できる団体が限られてきたが、企画書の提出や複数回の訪問で事業説明やコロナ禍での開催に関するガイドラインの打ち合わせを繰り返し行い、本事業は真岡自然教育センター開館後初の一般団体として使用する事が出来ました。
今後は本事業の開催要項をベースに他団体にも施設を有効利用できるように検討していただけるとのことになりました。
また、ご協力頂いた企業を真岡市、芳賀郡に限定したことにより、参加者には地元での新たな魅力の発見に繋がった。
LOMへの影響 本事業には仮会員2名が参加頂き、その後入会まで達成しました。参加頂いたすべての方々に真岡青年会議所の活動を広く認めて頂ける機会になったと感じています。アンケートで頂いた意見にも感謝や期待の言葉を多く頂き、地域住民の方々からの青年会議所に対する期待が高まった事で仮会員や、仮会員候補者に対しても入会に前向きになる効果があります。また、当日は宇都宮ケーブルテレビ様、下野新聞社様の取材が入り、メディアにも紹介された事で真岡JCの認知度を向上させることができました。
事業の長期的な影響 参加者からも継続的に同じような事業を開催してもらいたいと多くの意見を頂きました。真岡市プロジェクト推進室
の担当者からも「真岡まちづくりプロジェクト」(2022年度グッドデザイン賞受賞の地域の取り組み)のなかで継続開催を検討頂ける事になりました。
考察や推奨 新型コロナウイルスの影響は子どもたちの学校生活における様々な体験活動の場を間違いなく減少させており、同年代の子どもたちが職業体験を通じて互いの考え方を理解し、深め合う事業は正に時代のニーズに合ったものであったと考えます。何事にも積極的な子どもたちには『機会の提供』そのものが『思考力・判断力』の向上に繋がる事が分かりました。
この検証結果をもとに、子どもたちに継続的に体験活動の機会を提供できるように行政や、他団体と協力し検討していくことが今後必要な行動と推奨します。
改善点
JCI活動計画の推進 (インパクト)
参加した子どもたちが自ら考え、判断しながら様々な体験活動をすることで思考力・判断力を向上させることができた。
また保護者に対しても事業を通じて思考力・判断力の重要性の理解を深めて頂けたことで、子どもたちの教育環境の変化にも繋がった。
(モチベート)
参加頂いた子どもたちは今まで経験のない「仕事」という体験を通じて様々な刺激を受け、積極的な姿勢で自ら考え、判断する力を向上させることができた。また、保護者の方々には本事業で子どもたちにアドバイスや口出しをしないようにお願いし、子どもたち自身に「考えさせること」、「判断させること」の重要性を理解して頂くことができました。
(インベスト)
真岡市教育委員会学校教育課教育製作係の係長様から事業の取材の申し込みを受けました。取材内容は後に教育委員会だよりに掲載し真岡青年会議所の活動を県東地域に広く波及し、今後の青少年育成事業のモデルケースとして地域に影響を与えました。
(コラボレート)
真岡市、真岡市教育委員会の後援を頂く事が出来ました。
(コネクト)
本事業のご協力頂きました関係者・企業に対して、本年度の別の事業や次年度以降もご支援いただける事になりました。
JCI VISIONの推進 行政や各種団体と関わっていた事でその団体の学生ボランティア等に伝播し、青年会議所の活動に興味を持って頂き今後のJC活動のボランティア参加に繋げるネットワークを構築する事ができました。また今後真岡市の「まちづくりプロジェクト」が本事業の継続開催を検討する事になりました。
JCI MISSIONの推進 子ども達に普段経験できない仕事を考えながら体験してもらう機会を提供し、子どもたちの思考力・判断力の向上に繋げる事ができました。また保護者の方にも講師の方の学びと実際の子ども達が体験している姿を見て今後の子ども達の思考力・判断力の重要性を理解して頂く事ができました。メンバーにも講師側の支援を行い子供たちに教える機会を与え、青年会議所活動の本質を学び自己成長へと繋げる事が出来ました。
JCI申請の意思確認
検討している
その他 本事業は企画段階から青年会議所OBの先輩方や、市役所職員の方々など、多くの方に関りを頂き開催に至りました。使用した会場も真岡市の教育委員会が管理する公共施設で、教育機関以外の団体での利用は異例の許可を頂くことができました。これは真岡市の推進する『公共施設の有効活用法を検討しよう』という考えに合致しており、真岡市総合政策部プロジェクト推進室の係長さまのご協力により実現に至りました。
青年会議所に所属している会員に限らず、多くの方を巻き込み事業構築をすることで青年会議所活動の広報にも繋がり事業に参加頂いた仮会員の2名も入会に繋げる事ができました。その他、参加頂いた保護者の方も各々SNSで例会当日の様子や感想、お礼の言葉などを発信して頂くこともできました。
当日のストーリー写真(PDF) 20221228112647
メディア掲載写真(PDF) 20221228112648
その他参考資料(PDF) 20221228112649
その他参考資料(PDF)