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Make Money Presentation in豊川JC ~人生をつかみとれ~
事業名称 Make Money Presentation in豊川JC ~人生をつかみとれ~
申請部門 最優秀LOM起業家精神プログラム
申請LOM 一般社団法人 穂の国青年会議所
理事長名 滝下豊
申請担当者 山田真之介
携帯番号
09026873966
メールアドレス  shinnosuke@base21.com

事務局住所 愛知県豊川市豊川町辺通4-4 豊川商工会議所内
本事業の参加者 会員数     : 91 名
参加率      : %
関係者数   : 20 名
一般参加数 : 25 名
事業実施に至った背景 青少年時代に人生の糧になるような体験をし、その時に得たことは、大人になってからも忘れることはなく、その際に起こった出来事や関わった人たちとの会話が、後の自分の人生に関わってくる事があります。そして、その機会は多ければ多いほど人生を豊かにし、各々が人生の岐路に立ち、選択を迫られる際などに役立つ財産となります。そのため、青少年の方が将来に向けて良質な経験を提供する機会が必要です。

※本年後担当者様に相談させていただき、了承をいただきましたが、豊川青年会議所のルールとして、事業報告書が完成した時点で事業の終了としています。実施日時が2021年10月末ですが、報告が12月になっているため、昨年申請することはできず本年申請する運びといたしました。

事業の目的 青少年の方々が将来の糧になるような体験をし、人生に影響を与える良質な経験を積んで頂くことを目的とします。
事業の概要 参加者を5チーム募り、7月より「事業の立案」「事業計画」を作成し、10月に「プレゼン大会」を実施。ライブコマースでの配信を実施。そちらで閲覧者からの投げ銭、審査員からの賞金を合計し、5万円を超えた場合、賞金としてそちらを獲得できる。
開催期間・
タイムスケジュール
①全体委員会 2021年9月7日(火) 18:00~20:30 ②プロジェクトミーティング 2021年7月12日(月) 17:30~20:30 2021年7月20日(火) 17:30~20:30 2021年8月2日(月) 17:30~20:30 2021年8月16日(月) 17:30~20:30 2021年9月6日(月) 17:30~20:30 2021年9月20日(月) 17:30~20:30 ③プレゼンテーション   2021年10月23日(土) 15:00~20:00
開催場所 <全体委員会> 豊川商工会議所ABホール < プレゼンテーション> 株式会社ピーアンドピー事務所  <プロジェクトミーティング >株式会社ピーアンドピー事務所・ 株式会社ロンド・ベル事務所・ 株式会社エムアンドシー事務所・ 今枝宗一郎事務所・ 株式会社シンメー事務所
事業区分
新規
公益・共益区分
公益事業
事業総予算・収支 97,050円
ウェブ配信を行う際に、ライブコマースの実装に多大な費用がかかるところを、事業の方針にご賛同いただいた企業に協力していただきコスト面を抑えることができた。
SDGsの該当項目
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任 つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう
協力団体 共催: 無

協賛: 無

後援: 無

その他: 豊川高等学校・御津高等学校・三谷水産高等学校・豊橋商業高等学校

事業対象者 対外:16歳〜20歳の青少年(高校生、大学生) 25名 / 豊川青年会議所会員91名
行動(ACTION TAKEN) 理事長と面談をさせていただいたところ、児童世代よりも、生徒世代(中学生〜大学生)を対象に、といった意向をお持ちとのことでした。協議1の段階での議案は却下となり、「彦坂理事らしい、特別な事業を希望したい」という意見をいただき、事業を再考しました。
実際に「職場体験」のような仕事を経験する設営は学校やJCの事業でもありますが、純粋に自分で考えた事業を青年経済人であるJCメンバーに見ていただき、実際に経営者から投げ銭という名目で評価され、それをダイレクトに獲得できる事業を実施することで、「起業マインド」や「仕事を作り出す能力」さらには「企画を実際の価値として評価される環境」が、青少年の「良質な経験」になるのでは、と考えました。
審議通過後、グループディスカッションを6回に渡り実施しました。初回のみ、プロのライターである澤田氏からの講義をいただき、「伝えるという力の重要性」を意識させるような設えをし、企画の素晴らしさがあっても結果につなげる技術が必要であることを伝えさせていただきました。委員会メンバーをそれぞれチームに割り振り、連携をとって進行状況を確認しながら本番に向けて勉強と事業計画を作成し、プレゼン大会を実施し、賞金をそれぞれ獲得していただきました。メンバーは全体委員会にて活動を報告、プレゼン大会をライブ配信にて閲覧いただきました。
結果(RESULT) 1. まずは自分がやってみたいこと、好きなことを元にして、事業を実施する計画を立てること自体が稀有な経験を提供でき、さらにいい案でもいいプレゼンができないと伝わらないこと、現役経営者であるメンバーからの鋭い質問に備えるなど、長い時間をかけて仲間とプロジェクトを作り上げることで参加した青少年から「実際に起業してみたい」といった言葉をいただきました。引率されていた教員の方からは、企業マインドが育まれる事業であることをお褒めいただき、メンバーからは自分の事業を見直すきっかけになった、などの感想をいただきました。プレゼン当日はコロナ禍により、ライブ配信となりましたが、812人の視聴、投げ銭合計は401,300円を記録しました。

2. 参加した5グループのうち、実際に1グループが起業し、市の補助金を得て本事業の内容を実際に形にするべく動き始めました。これは予想を大きく超える効果であり、今後もそのグループの動向を追っていく予定です。また、1での閲覧数及び投げ銭額は予想を上回る数字となりました。

3. 事業実施後、それぞれのグループ、学校へ取材を実施しました。

4. 参加者(高校生チーム)から今回の事業により進路の変更をすることになったと報告がありました。今回の事業で心が動き、経営学部に進路を変更する事になったようです。また、参加水産高校では、生徒からの強い要望により、今回の企画書を活用し、学校と関連する事業者へパートナーシップをとる活動を行うことになりました。学校として事業の構築にむかっています。また、学校側から生徒に外部授業を行うコンサルタントを地元の経営者による授業を11月25日から採用し、地域の事業者と学校が連携を取っていくことになると報告を受けました。

地域社会への影響 上記の検証結果にも記載しましたが、参加していただいた学校で経営者と連携を実施することになった、ということが一番大きな影響であると考えています。若い世代が現役の経営者に触れ合う機会が増えるということは、起業マインドを養う意味で大きな出来事になると思います。
LOMへの影響 継承者の割合が多いとされている青年会議所の中で、学生が起業を想定した計画を立てるという事業を実施したことで、より自社の事業への理解を深める必要性、先代の想い、さらには新規事業への挑戦を始めるメンバーが出てきました。学生の挑戦する姿勢や真剣さを目の当たりにすることで、青年経済人としての質の向上をいう影響を与えられたと感じます。
事業の長期的な影響 地元の学校を巻き込むことができましたので、今後学校での授業に経営者との連携が行われる学校に関してはそちらが実施されることで、将来の選択肢としての「起業」を検討する生徒が増える可能性があります。また、参加された生徒の中に起業したグループも存在することから、実践、検証を行うチームが発生したということになります。その事業の活動によって、本事業が実際に優良企業を作るきっかけになる可能性もあります。
考察や推奨 こういった事業を継続的に行い、プロモーションをしていくことで「企業支援都市」のようなモデルを生み出せる可能性を感じています。起業という選択肢を早い段階で想定できるようになるには、継続して青少年に機会を与えることが重要に感じます。地元の団体などに継承いただくことを強く推奨します。
改善点
JCI活動計画の推進 世界中の能動的市民の若者を取り込むために、地域に重点をおいた市場資源を開発計画を若者の新しい発想で考えていただきました。
JCI VISIONの推進 「行動を起こす青年」を生み出すことに大きく寄与できたと考えます。参加者等が、自ら行動を起こし、他の人を突き動かす青年になるための第一歩になる事業でした。メンバーに関しても、行動を起こすことの重要さを再確認する機会になりました。
JCI MISSIONの推進 より良い変化をもたらすことに関して特に推進できました。特に委員会メンバーに関しては、自分の子供ほどの年齢の参加者を見守り、叱咤激励、スケジュール管理、進行状況の報告など、社業にも生きてくるような経験をすることで成長を実感できたのではないかと思っています。
JCI申請の意思確認
検討している
その他 参加いただいたメンバーからは、継続するべき事業であるという言葉もいただきました。起業体験を若いうちに体験するという事業でありますので、自分が若いころにこういった事業があったら参加したかった、との意見もいただきました。賞金をそのまま渡すという設えが非常に珍しいということで、それを実施できた数少ない実例になりますので、今後そういった事業が多く成立する流れができるのではないかと思います。

上記にもございますが、青少年が半年かけて事業計画を作成し、それをより良いものであるというプレゼンまで実施し、実際に賞金を得るといった事業は、青年会議所での活動の中では稀であると思います。それはこの事業を実施する上で最も拘ったところになります。実際に賞金を獲得した青少年等の笑顔は本当に印象的で、将来の進路を変更した方々もいらっしゃるほどの影響が与えられた事業です。よろしくお願い致します。

当日のストーリー写真(PDF) 20221228125441
メディア掲載写真(PDF) 20221228125442
その他参考資料(PDF) 20221228125443
その他参考資料(PDF)