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IZUMINATION in NANAKITA PARK
事業名称 IZUMINATION in NANAKITA PARK
申請部門 最優秀LOM地域社会向上プログラム
申請LOM 一般社団法人 泉青年会議所
理事長名 七海 拓也
申請担当者 尾形 浩平
携帯番号
090-1065-3241
メールアドレス  k.ogata@tps-s.co.jp

事務局住所 宮城県仙台市泉区七北田東裏163-1
本事業の参加者 会員数     : 98 名
参加率      : %
関係者数   : 5 名
一般参加数 : 9134 名
事業実施に至った背景 我々が活動する仙台市泉区最大の祭りにしての夏の風物詩である「泉区民ふるさとまつり」が新型コロナウイルス感染症拡大により2020年、2021年の2連続で中止となりました。
これにより、地域の人々が夏の思い出を作り、地域への愛着を育む大きく貴重な機会の一つが失われてしまいました。
コロナ禍の情勢においては、 従来通りのまつりのような参加者が密集する手法を実施するのは極めて困難ですが、地域社会の持続的な発展には、地域住民の地域に対する愛着心が不可欠です。
このため、例年通りの「まつり」とは異なった形で、地域の人々に地域の魅力を感じていただき、地域に対する愛着心を醸成することが必要です。
事業の目的 (対内)
・まちづくりの担い手としての自覚を新たにしていただくこと。
・地域資源の魅力に対する理解を深めること。
事業実施における行政や地元企業とパートナーシップの重要性についての意識を高めること。
(対外)
・新型コロナウイルスの感染拡大を防止しつつ、忘れられない地域の思い出を作る事。
・我々の事業に共感いただき協賛を通して地域の行事に思いを寄せていただくこと。
上記内容の対内外の目的を設定いたしました。
事業の概要 「IZUMINATION in NANAKITA PARK」と題し、仙台市泉区中心部にある広大な公園(七北田公園 添付資料会場図参照)にイルミネーションアートを設置し、来場者に美しい光のアートを見ていただくことで、地域の思い出づくりの機会をとしていただきました。
①【ひかりの実】
・七北田公園泉ヶ池周辺の樹木に作家の指示の元ひかりの実
(添付資料参照)を1300個装飾し、ひとつのアート作品
を創作しました。
・ひかりの実は、七北田小学校(9/3)、ベガルタ仙台ホーム戦(8,29,9/25)、マイナビ仙台レディースホーム戦(9/12)、
例会当日の計5回に分けてワークショップを実施し、作成しました。
②【樹木のライトアップ】
・七北田公園芝生広場南側の樹木のライトアップをしました。
・SDGsを啓発すると共に、20分に1回の頻度で、5分間程度、
SDGsを象徴する17色の光と音での演出を実施しました。
演出の内容は、ただ17色の光が点灯するのみではなく、
点滅や色の変化を組み合わせたものでした。
開催期間・
タイムスケジュール
2021年11月3日~2021年11月9日
開催場所 ひかりの実:七北田公園泉ヶ池周辺エリア  樹木のライティング:七北田公園芝生広場南側樹木
事業区分
新規
公益・共益区分
公益事業
事業総予算・収支 予算計:¥1,350,000-
支出計:¥1,325,745-
SDGsの該当項目
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任 つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう
協力団体 共催: IZUMINATION in NANAKITA PARK実行委員会

協賛: 有限会社大槻工業、仙北薬品株式会社、有限会社寺島木材、中田建設工業株式会社、株式会社山久、リコージャパン株式会社、赤坂建設株式会社、株式会社エスオーエス千代、株式会社オルテック、カヤバ管財株式会社、ゴリラガードギャランティ株式会社、サン工業株式会社、株式会社セイフティ、総合リファイン株式会社、宮城建設工業株式会社、有限会社ワシオ金物店、株式会社ジェミニオート勝美、株式会社エステーケー

後援: 仙台市泉区、公益社団法人仙台市公園緑地協会、 みやぎ仙台商工会

その他: 泉警察署・防犯協会連合会・泉地区補導員協会連盟、ベガルタ仙台、マイナビ仙台、宮城県泉松陵高等学校生徒によるボランティア、東北学院大学学生によるボランティア、高橋匡太氏、仙台市立七北田小学校、仙台市立将監中学校、株式会社PALUX

事業対象者 仙台市泉区周辺住民、泉警察署・防犯協会連合会・泉地区補導員協会連盟 IZUMINATION実行委員会、ベガルタ仙台、マイナビ仙台、宮城県泉松陵高等学校生徒によるボランティア、東北学院大学学生によるボランティア、高橋匡太氏、仙台市立七北田小学校、仙台市立将監中学校、株式会社PALUX
行動(ACTION TAKEN) 2020年 泉区民ふるさとまつり中止
2021年
3月26日 髙橋匡太様(作家)にコンタクト
8月11日JCI泉が中心となり、IZUMINATION in NANAKITAPARK実行委員会を組織(構成団体:JCI泉、仙台市泉区、みやぎ仙台商工会、公益社団法人仙台市公園緑地協会)
8月11日第1回実行委員会開催(会則承認・内容協議)
9月泉区区民まちづくり協働事業に申請し受理
8月25日。9月25日ベガルタ仙台ホーム戦ひかりの実ワークショップ実施
9月3日七北田小学校全校生徒対象にひかりの実ワークショップを実施
9月12日マイナビ仙台レディースホーム戦ひかりの実ワークショップ実施
10月26日、河北新報社取材
11月2日、ひかりの実取り付け、樹木ライトアップ設営
11月3日~9日 事業実施期間
2022年
2月9日第4回実行委員会開催(決算報告)
5月20日令和4年度第1回泉区区民協働まちづくり事業評価委員会にて実績の報告
結果(RESULT) 1.目的がどのくらい達成できたか
(対外)
一般来場者;9,134人
検証方法:対面アンケート(回答者385名)

●新型コロナウイルスの感染拡大を防止しつつ、忘れられない地域の思い出を作る事。
問:「IZUMINATION に参加し、いい思い出になりましたか?」
回:「思い出になった」という回答が99.2%
問:「IZUMINATIONはコロナ禍でも感染拡大を防止しながらできるイベントだと感じましたか?」
回:「感じた」という回答が96.4%

●我々の事業に共感いただき協賛を通して地域の行事に思いを寄せていただくこと。
予算のうち48%は企業協賛にて資金調達。さらに、仙台市からの助成金1,100,000円
(対内)
●地域資源の魅力に対する理解を深めること
問:「本事業に参加し、七北田公園の魅力を知るきっかけになりましたか?」
回:「きっかけになったと思う」という回答が100%

●事業実施における行政や地元企業とパートナーシップの重要性についての意識を高めること。
問:「行政や地元企業とパートナーシップを結びながら事業を行う大切さを感じられましたか?」
回:「感じられた」という回答88.2%
●まちづくりの担い手としての自覚を新たにしていただくこと。
問:「本事業を通して、自らがまちづくりの当事者であると感じましたか?」
回:「改めて認識した」という回答79.4%

2.上記の結果の想定外の結果
・事業を知った地元の大学生、地元高校生が本事業への参加を希望しボランティアとして参加。

3.上記の結果の確認方法
●一般来場者による対面でのアンケート、メンバー間によるアンケート回答

4.検証結果
アンケート回答並びにメディアへも多く知られる事業となりました。

地域社会への影響 2年連続で区民まつりが中止になり、地域の子供達や人々の思い出となるはずだった機会が失われましたが、本事業により地域での思い出をつくり愛着心をもつ機会を補えたと同時に、新たな地域事業を創出することができました。また、仙台市泉区にある七北田公園は市営地下鉄の終着駅であり、アクセスが良くかつ泉の自然を感じられる貴重な地域資源ですが、夜間においてはほとんど活用ができていなかったところ、今回の事業を通して、夜間におけるイベント開催という新たな公園の活用事例を作ることができました。
本事業は地域住民及び各種地域団体にも広く認知され、仙台市泉区を含む各方面から2022年度も継続開催の要望があり、2022年度も開催をいたしました。本年度は宮城県の補助金も活用しつつ、ウィズコロナ、アフターコロナを見据えた地域活性化への契機として商店とのタイアップも実施いたしました。
すでに仙台市泉区では2024年度についても補助のための予算を検討をしていただいており、本事業は地域の新たな魅力として定着しつつあります。
LOMへの影響 ●対内目的達成によるメンバーの意識変化
結果欄記載の通り。
●その他
本事業以前、JCI泉では協賛金を集めて事業実施をすることも、外部団体を巻き込んで実行委員会を組織して事業を実施したことも久しくありませんでした。本事業を通して、LOMにおける事業実施手法が多様化すると共に、他団体と様々な形で協働することに対するメンバーの意識も大きく高まりました。
また、本事業をきっかけとして、仙台市公益社団法人仙台市公園緑地協会とのパイプができたことで、本年当LOMが主管となって開催した宮城ブロック大会においては、七北田公園を会場にしてメインファンクション及びたから市を開催することとなりました。
合わせて、イルミネーションを地域の魅力として活用することについてのメンバーの意識も高まったため、上記ブロック大会大懇親会においては、本事業で協力いただいた株式会社PALUXにご協力いただき、再度イルミネーションの企画を実施いたしました。
事業の長期的な影響 アンケートの結果、「IZUMINATIONに参加し、いい思い出になりましたか?」という問いに対し「思い出になった」という回答が99.2%でありました。そして「IZUMINATIONはコロナ禍でも感染拡大を防止しながらできるイベントだと感じましたか?」という問いに対し、「感じた」が96.4%、「どちらでもない」が3.6%という結果でした。
以上より、本事業において来場者の方々の思い出となる機会となったこと、感染拡大を防止しながらも行える事業と認識していただけたものと考えられます。
また、行政及び地域住民からの継続開催への要望も高く、本事業が地域の魅力として定着することが期待されており、その際の受け皿として、今回作った実行委員会が機能することが期待されます。
考察や推奨 2021年も新型コロナウイルスの影響で、LOMの活動だけではなく行政や諸団体の事業なども相次いで中止や開催形態の変更を余儀なくされました。JCI泉の活動地域に於いても地域での思い出をつくる貴重な機会が5月の時点では失われかけていました。しかし、例年通りのおまつりという開催形態にこだわらずとも、地域で思い出に残る機会を創ることは可能であり、どのような状況下でも地域資源を活かしながら地域の人々や子どもたちに地域の魅力を感じられる新たな機会を創造していくことがJCI泉の担いと捉え、本事業の計画に臨みました。実施にあたり各所に出向き本事業の必要性をお話させていただき、ご理解をいただくなかで協賛金を募れたこととともに、実行委員会を組織できたことで青年会議所の周知、プレゼンスの向上に繋がりこれまで紡がれてきたパートナーシップがより広がるとともに強固になったと考えられます。
改善点
JCI活動計画の推進 ① 影響力
コロナ禍で相次いでイベントや事業が中止となるなか、ウィズコロナの中どうやったら事業を行えるかを模索し実施しました。本事業が一例となり行政や他団体が横展開する契機となったと考えております。
② 意欲
小学校でのワークショップ活動や学生ボランティアの申込みなど対外的な巻き込みを通して、LOMメンバーの気概が湧き、積極的な活動へ繋がりました。
③ 投資
“ひかりの実”を実施するために1,100,000円を投資し1300個、すなわち1300人に製作に参加いただき1つの作品を創作したことで参加いただいた一人ひとりにまちづくりの当事者であると認識していただく機会となったと考えております。また樹木のライトアップにおいては、七北田公園の魅力の一つである木々を照らすことにより、地域資源を来場者に認識いただく機会となりました。
④ 協働
事業実施に向けて実行委員会を組織しました。仙台市泉区、(公財)仙台市公園緑地協会様、みやぎ仙台商工会様、JCI泉の4者にて組織するとともに、泉警察署、防犯協会連合会・泉地区補導員協会からも協働の声がけがあり、当初の想定以上の方々と連携し事業に当たることができました。
⑤ 繋がり
有志で高校生、大学生からのボランティア参加いただきました。その後JCI泉で学生ボランティアグループを組織した際に、本事業で参画してくれた大学生ボランティアメンバーが中核となり、継続的な関わりが生まれています。また実行委員会や警察署からも継続事業となるならまた一緒に協働しましょうとお言葉をいただいており持続的な繋がりになったものと感じております。
JCI VISIONの推進 行政、警察署、学校、学生、(公財)仙台市公園緑地協会、みやぎ仙台商工会、作家、民間企業、協賛企業のハブとなりパートナーシップをもとに事業を遂行することができました。
JCI MISSIONの推進 地域の人々に自身がまちづくりの当事者であると自覚する契機とするとともに、地域の思い出作りの機会とするために参加型のイルミネーション事業を実施することにより、LOMメンバー自身においてもまちづくりの担い手であると自覚する機会を提供しました。
JCI申請の意思確認
検討していない
その他
当日のストーリー写真(PDF) 20221228101410
メディア掲載写真(PDF)
その他参考資料(PDF)
その他参考資料(PDF)